Microsoft Formsは、簡単にアンケートやクイズを作成できるツールです。直感的なインターフェースとシンプルな操作性により、ビジネスから教育まで幅広い場面で活用されています。
GoogleフォームとMicrosoft Formsの違いについては以下の記事をご覧ください。
>> Microsoft FormsとGoogle Formsの違いとは?メリット・デメリットを解説
本記事では、Microsoft Formsの基本的な使い方から活用事例まで詳しく解説します。これからMicrosoft Formsを活用しようと検討している場合は参考にしてみてください。
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>>formrunとMicrosoft Formsの違いとは?
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Microsoft Formsとは?

Microsoft Formsは、Microsoftが提供するオンラインフォーム作成ツールです。シンプルな操作性により、Microsoftアカウントを発行すれば誰でも簡単にフォームを作成することが可能です。
Microsoft Formsの主な特徴は以下の通りです。
- 直感的なインターフェース:専門知識がなくても簡単にフォームを作成できる
- リアルタイムでの回答収集:フォームをオンラインで公開し、瞬時に回答を収集
- 多様な質問形式:選択肢、自由記述、ランキング、日付など、さまざまな質問形式をサポート
- 分析機能:収集したデータをグラフや表で視覚化し、簡単に分析できる
- 他のMicrosoftツールとの連携:ExcelやPower BIと連携してデータをさらに詳しく分析可能
また、Microsoft 365の一部として提供されているため、他のMicrosoftアプリケーションとの連携もスムーズに行えます。
Microsoft Formsの使い方

では、Microsoft Formsの具体的な使い方を図を交えて解説します。
使い方の流れは、以下の通りです。
- アカウントの発行&ログイン
- フォームの新規作成
- タイトル設定&質問項目の追加
①アカウントの発行&ログイン
Microsoft Formsを利用するためには、まずMicrosoftアカウントが必要です。以下の手順でアカウントを取得できます。
- Microsoftアカウントの作成
Microsoftアカウント作成ページにアクセスします。メールアドレスまたは電話番号を入力し、指示に従ってアカウントを作成します。 - Office 365サブスクリプションの確認
既にOffice 365のサブスクリプションを持っている場合、追加のアカウント作成は不要です。そのままMicrosoft Formsを利用できます。
②フォームの新規作成
Microsoft Formsでフォームを作成する手順は非常にシンプルです。以下のステップで簡単にフォームを作成できます。
- Microsoft Formsにアクセス
Microsoft Formsのページにアクセスし、Microsoftアカウントでサインインします。 - フォームの新規作成
サインイン後、ホーム画面で「新しいフォーム」をクリックします。
③タイトル設定&質問項目の追加
フォーム作成は以下の手順で進めます。
- フォームタイトルの設定
タイトルをクリックして、フォームのタイトルを記入します。必要に応じて、フォームの概要説明も追加します。
- 新しい質問の追加
「新しい質問の追加」をクリックして、質問の形式(選択肢、テキスト、評価、日付など)を選択します。 - 質問の設定
質問のタイトルと質問項目に応じた内容を入力します。回答必須にしたい場合は、項目下部の「必須」をオンに設定します。
Microsoft Formsにはテンプレートを使用してフォームを作成する方法もあります。
テンプレートを使用してフォームを作る方法については以下をご覧ください。
>> Microsoft Formsでテンプレートを使用する方法|フォーム作成や共有方法を解説
Microsoft Formsを使用してアンケートを作成する詳しい方法については以下の記事をご覧ください。
>> フォームズ(Microsoft Forms)でアンケート作成【使い方ガイド】
Microsoft Formsで用意されている質問項目と設定方法

Microsoft Formsで新しい質問を追加する際に利用できる以下の項目が用意されています。
- 選択肢
- テキスト
- 評価
- 日付
- ランキング
- リッカート
- Net Promoter Score
- 条件分岐
それぞれの特徴と使い方を説明します。
選択肢

選択肢は、回答者に複数の選択肢を提示し、その中から1つまたは複数を選んでもらう形式の質問です。アンケートや調査でよく使用され、簡単に集計できるのが特徴です。
- 設定方法: 質問を入力し、回答の選択肢を「+オプション追加」をクリックしてリストに追加します。その他項目は「”その他”オプションの追加」をクリックすることで設置できます。
- 適した場面: 「好きな色を選んでください」「どの製品を使用していますか?」など、特定の選択肢の中から回答を得たい場合に適しています。
「その他」を選択した場合の自由記述欄とは?
回答者が用意された選択肢以外の回答を記入できるようにするためのオプションです。
この機能を使用すると、回答者が選択肢にない自分の意見やアイデアを自由に記述することができます。これにより、アンケートや調査で網羅しきれない選択肢以外の回答も収集できるため、より多様なフィードバックを得ることが可能です。

テキスト

テキストは、回答者が自由に文章や数値を入力できる質問形式です。シンプルな一行テキスト入力から、複数行にわたる自由記述欄まで対応できます。
- 設定方法: 質問を入力し、回答欄のタイプ(一行または複数行)を選択します。必要に応じて、入力文字数の制限を設けることも可能です。
- 適した場面: 「ご意見をお聞かせください」「住所を入力してください」など、自由に回答してほしい質問や、数値を入力してもらう際に使用します。
評価

評価は、回答者に特定の項目について数値で評価してもらう質問形式です。星や数字で表され、1から5や1から10などの範囲で評価を設定できます。
- 設定方法: 質問を入力し、評価の範囲(例えば1から5)と評価のシンボル(星、数字など)を設定します。
- 適した場面: 「サービスの満足度を評価してください」「製品の使いやすさを評価してください」など、定量的な評価を集めたい場合に適しています。
日付

日付は、回答者に特定の日付を入力してもらう質問形式です。カレンダーから日付を選択する形式で入力が簡単です。
- 設定方法: 質問を入力し、回答者が日付を選択できるように設定します。特定の期間に制限を設けることも可能です。
- 適した場面: 「イベントの日付を選んでください」「誕生日を入力してください」など、日付に関する情報を収集したい場合に使用します。
ランキング

ランキングは、回答者に複数の選択肢を順位付けしてもらう質問形式です。選択肢をドラッグ&ドロップで並び替えて順位を決めます。
- 設定方法: 質問を入力し、順位付けする項目(選択肢)をリストに追加します。回答者は、重要な順や好みの順に並べ替えます。
- 適した場面: 「以下の項目を重要だと思う順に並べてください」「好みの味を順位付けしてください」など、優先順位を知りたい場合に適しています。
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リッカート

リッカートは、回答者に特定の主張や意見について、同意の度合いを評価してもらう質問形式です。「非常に同意する」から「全く同意しない」までの5段階や7段階で回答します。
- 設定方法: 質問を入力し、リッカートスケールのステートメント(主張や意見)と、回答の選択肢(同意の度合い)を設定します。
- 適した場面: 「この製品に満足していますか?」「チームの協力体制についてどう思いますか?」など、意見や感情を評価してもらいたい場合に適しています。
Net Promoter Score (NPS)

Net Promoter Score (NPS)は、回答者に特定の製品やサービスを他人に推奨する可能性を数値で評価してもらう質問形式です。0から10のスケールで回答し、その結果をもとに顧客満足度を測定します。
- 設定方法: 質問を入力し、0から10までのスケールを設定します。「あなたがこの製品を友人や同僚に勧める可能性はどれくらいありますか?」という形式が一般的です。
- 適した場面: 顧客のロイヤリティや満足度を測定し、プロモーター(推奨者)、パッシブ(中立者)、デトラクター(批判者)に分類したい場合に使用します。
条件分岐
Microsoft Formsの条件分岐機能を使うと、回答者が選択した回答に基づいて次に表示される質問をカスタマイズすることができます。条件分岐により、回答者にとってより関連性の高い質問だけを表示させることができます。
- 質問の作成
まず、「選択肢」項目を追加し質問を作成し「必須」に設定します。分岐した後に遷移する項目を『セクション』として追加し、その中に分岐後の質問を作成します。 - 分岐の設定
条件分岐を適用したい質問をクリックし、その質問の編集画面を開き、質問の右側に表示される「…」(質問の詳細設定)をクリックし、「分岐を追加する」を選択します。 - 分岐の設定画面
分岐の設定画面が表示されます。ここで、各回答に対して次に表示する質問を指定します。各選択肢の横に表示されるドロップダウンメニューから、次に表示する質問を選択します。選択肢ごとに異なる質問に分岐させることが可能です。 - 最後の質問またはフォームの終了
分岐先の質問を設定しない場合、フォームの最後の質問に進むか、フォームの終了ページに移行します。これにより、不要な質問をスキップさせることができます。 - 設定の確認
分岐の設定が完了したら、プレビュー画面でフォームを確認し、条件分岐が意図した通りに機能しているかをチェックします。
作成したフォームを共有する方法

Microsoft Formsで、作成したフォームを他のユーザーに共有する機能と方法を解説します。
フォーム編集画面上部の『回答を収集』をクリックすると、『回答の送信と収集』画面が表示されます。異なる状況やターゲットに応じた最適な共有方法を選択しましょう。

共有方法は以下の5種類用意されています。
- リンクの共有
作成したフォームをURLで共有したい場合に使用します。
回答の送信と収集画面の「リンクをコピー」をクリックすることでURLをコピーできます。「URLを短縮」チェックをいれることでURLの文字数を少なくすることができるため、文字数制限があるSNSで利用する場合はチェックをいれましょう。 - メールでの送信
メールアドレス宛にメッセージと共にフォームへのリンクを直接送信できます。
宛先リストに複数のメールアドレスを入力することで、一度に多くの人にフォームを送信できます。 - QRコードの共有
回答者がスマートフォンやタブレットでフォーム回答する場合にQRコードでフォームにアクセスすることができます。
「ダウンロード」ボタンからQRコードを画像として保存し、共有することができます。 - 埋め込みコードの利用
生成されたHTMLコードでウェブサイトやブログにフォームを埋め込むことができます。サイトの訪問者が直接フォームに回答できるようになります。 - ソーシャルメディアでの共有
フォームのリンクをFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで直接共有することも可能です。これにより、広範囲のユーザーから回答を集めることができます。

Microsoft Formsで回答の集計・分析する方法

Microsoft Formsでは、回答をリアルタイムで集計し、簡単に分析することができます。
回答を確認する方法
フォーム編集画面右側の「応答(回答の確認・集計)」をクリックすると、フォームの回答結果画面に切り替わります。

回答結果の具体的な確認方法は、以下の2種類用意されています。
- Excelで確認
「Excelで結果を開く」をクリックすると、回答データがExcelファイルとして確認できます。 - ブラウザ上で確認
「個々の結果」をクリックすると、ブラウザ上で個々の回答結果を確認できます。
ブラウザ上での回答結果は、下記の項目が視覚的に確認可能です。
- 応答数・平均回答時間・期間
- 「評価」項目の結果
- 「NPS」項目の結果
収集したデータの分析方法
収集したデータを効率的に分析するための方法をいくつか紹介します。
データの整理
- データのクリーニング
不要なデータや重複データを削除し、分析に適した形に整えます。 - データのカテゴリ分け
データをカテゴリ別に分けて整理します。例えば、年齢層や地域ごとに分けると分析が容易になります。
グラフの作成
- 棒グラフや円グラフの作成
ExcelやPower BIを使って、回答データを視覚化するためのグラフを作成します。 - クロス集計の実施
複数の変数を組み合わせてデータを分析し、より詳細な洞察を得ることができます。
Microsoft Formsでフォーム作成する際の注意点

Microsoft Formsはシンプルな操作性と導入の手軽さから、フォーム作成ツールとして多くの場面で活用されています。
しかし、実際の業務やプロジェクトで本格的に運用しようとした場合、機能面やカスタマイズ性においていくつか注意すべき点があります。
ここでは、Microsoft Formsを使う際にあらかじめ知っておきたい制限や運用上の課題について解説します。
デザインの自由度が少ない
Microsoft Formsは、直感的にフォームを作成できる一方で、デザインのカスタマイズ性には限りがあります。
配色やフォント、レイアウトのバリエーションが限られており、企業やブランドのガイドラインに沿ったフォームを作成したい場合には制約を感じることがあります。
特に、自社サイトやブランドサイトにフォームを埋め込む場合は、デザインを細かく調整するのは難しく、サイトとの統一感を損なってしまう可能性もあります。
回答率を上げる入力補助機能が不十分
ビジネスにおけるフォーム運用では、ユーザーの入力負担を減らす工夫を行うことが重要です。
Microsoft Formsでは、郵便番号からの住所自動入力やリアルタイムでのエラーチェックといった入力補助機能が備わっていません。
そのため、入力の手間やミスによって途中離脱が発生するケースもあります。入力項目が多い申込フォームやアンケートでは、入力のしやすさが回答率に大きく影響する点に注意してください。
チームで運用管理するには不向き
Microsoft Formsを複数人で運用・管理する場合は、少々工夫が必要です。
たとえば、フォームの編集権限はフォームごとに設定する必要があり、毎回メンバーへの権限付与を行う手間が増えます。
また、お問合せフォームや申込フォームで顧客対応のステータス管理を行う場合は、Excelなどの別途ツール連携が必須です。
このように、チームでMicrosoft Formsを使う場合、少し手間がかかる業務が発生します。チーム単位で効率的にフォームを活用したい場合には、専用のフォーム作成ツールの活用がおすすめです。
ビジネスでのフォーム運用ならformrun(フォームラン)がおすすめ!
簡単に見栄えが良いフォームを作成したいが、デザインや機能のカスタマイズ性もほしいという場合は、弊社のフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」をおすすめします。
formrunには、Microsoft Formsでは実現が難しい以下の機能が備わっています。
- デザイン性の高いフォームが簡単に作れる
- 入力補助機能が充実している
- 顧客管理機能が付いている
それぞれの特徴を1つずつ解説します。
サイトのデザインに合わせたフォームが作れる
formrunでは、用意されたデザインテンプレートをベースに、企業やブランドの雰囲気に合わせたフォームを簡単に作成できます。

色やフォント、レイアウトなどを細かくカスタマイズできるため、Webサイトと自然に馴染むフォームを作成したい場合にも適しています。
また、HTMLやCSSの専門知識がなくても、直感的な操作でフォームの見た目を整えられるため、非エンジニアでも安心して使える点も魅力です。
顧客管理機能で問い合わせ対応ができる
formrunには、フォームからの問い合わせや申込み内容をカンバン形式で一元管理できる機能が備わっています。

フォームに入力された情報はチームで共有でき、ステータス管理や対応履歴の記録なども可能です。
問い合わせの見落としや対応漏れを防ぎ、スムーズな社内連携が実現します。営業・カスタマーサポート・バックオフィスなど、複数の担当者で顧客対応が必要なあらゆる場面で活用可能です。
入力補助機能でフォーム離脱を防止できる
formrunでは、郵便番号による住所の自動入力やリアルタイムのエラーチェックなど、ユーザーの入力を支援する機能が充実しています。

入力補助機能を使えば、回答者の入力ストレスやミスによる離脱を防ぎ、完了率を高めることが可能です。
特に、入力項目が多い申込みフォームやアンケートでは、入力補助機能の有無が回答数に大きく影響するため、ビジネスでフォームの成果を重視する場合には必須と言えるでしょう。
まとめ

Microsoft Formsは、ビジネス、教育、個人用途など、さまざまな場面で活用できる便利なフォーム作成ツールです。無料版と有料版の違いや、具体的な使い方、データの集計・分析方法を理解することで、より効果的に活用できるでしょう。
また、 formrunのような他のフォーム作成ツールも併せて検討することで、自分のニーズに最適なツールを見つけることができます。フォーム作成ツールを上手に活用し、アンケートや調査、フィードバック収集を効率化しましょう。
Microsoft Formsの使い方に関するよくある質問
Microsoft Formsの活用事例は?
Microsoft Formsはさまざまな場面で活用されています。以下にいくつかの代表的な活用事例を紹介します。
ビジネス用途での活用事例
- 顧客満足度調査
顧客のフィードバックを集めるためのアンケートを作成し、製品やサービスの改善に役立てます。リアルタイムで結果を集計し、迅速に対応することが可能です。 - 社内アンケート
従業員の満足度調査や意見収集のために利用します。匿名での回答も可能なため、率直な意見を集めやすいです。 - イベント参加申し込み
セミナーやイベントの参加申し込みフォームを作成し、参加者情報を管理します。Excelとの連携で参加者リストの作成が簡単です。
教育用途での活用事例
- クイズやテストの作成
学生向けのクイズやテストを作成し、オンラインで実施します。自動採点機能を利用して、教師の負担を軽減できます。 - フィードバックフォーム
授業や講義後のフィードバックを学生から集め、教育の質を向上させます。リアルタイムで結果を確認できるため、迅速な対応が可能です。 - プロジェクトの進捗報告
学生プロジェクトの進捗状況を報告するためのフォームを作成し、進捗管理を行います。定期的な報告を簡単に集約できます。
個人用途での活用事例
- イベントの出欠確認
家族や友人とのイベントの出欠確認を行います。簡単な操作で出欠確認ができ、集計も自動で行われます。 - アンケート調査
趣味や興味に関するアンケートを作成し、友人やフォロワーに共有します。結果をもとに、次の活動や企画に役立てます。 - フィードバック収集
ブログやYouTubeチャンネルなど、個人のオンラインコンテンツに対するフィードバックを収集します。視聴者や読者の意見を参考に、コンテンツを改善します。
Microsoft Formsの活用事例や便利な使い方については以下の記事をご覧ください。
>> Microsoft Formsの活用事例を3つ紹介|便利な使い方や作成方法を解説
Microsoft Formsの料金プランは?
Microsoft Formsは、無料版と有料版の2種類のプランが提供されています。以下では、それぞれのプランの特徴と料金について詳しく説明します。
無料版
Microsoft Formsの無料版は、基本的なフォーム作成機能を提供しています。主な特徴は以下の通りです。
- 基本機能の利用:選択肢、テキスト、評価、日付などの質問形式を利用できます。
- 回答数の制限:フォームごとに最大200件の回答を収集可能です。
- データのエクスポート:収集したデータをExcelにエクスポートして分析できます。
無料版は、個人利用や小規模なプロジェクトに適していますが、回答数や機能に制限があります。
有料版
Microsoft Formsの有料版は、Office 365のサブスクリプションに含まれています。Office 365のプランに応じて、以下のような追加機能を利用できます。
- 回答数の増加:無料版よりも多くの回答を収集可能です。
- 高度な分析機能:Power BIとの連携による高度なデータ分析が可能です。
- 企業向け機能:大規模な企業向けにカスタマイズされた機能が利用できます。
有料版は、ビジネス用途や教育機関など、大規模なプロジェクトに適しています。
Office 365の料金プラン
Microsoft Formsの有料版を利用するためには、Office 365のサブスクリプションに加入する必要があります。以下は、代表的なOffice 365の料金プランです。
- Office 365 Business Basic
- 月額料金:¥899(1ユーザーあたり)
- 主な特徴:Webおよびモバイル版のOfficeアプリ、Microsoft Teams、OneDrive(1TBのクラウドストレージ)
- Office 365 Business Standard
- 月額料金:¥1,874(1ユーザーあたり)
- 主な特徴:デスクトップ版のOfficeアプリ、Microsoft Teams、OneDrive(1TBのクラウドストレージ)
- Office 365 Business Premium
- 月額料金:¥3,298(1ユーザーあたり)
- 主な特徴:Business Standardの全機能に加えて、高度なセキュリティ機能やデバイス管理機能
これらのプランに加入することで、Microsoft Formsの有料版を利用でき、さらに多くの機能と回答数を利用することが可能です。
Microsoft Formsで回答できない場合の対処法は?
回答者がフォームに回答できない場合の一般的な対処法を以下に示します。
- インターネット接続の確認
回答者が安定したインターネット接続を持っているか確認します。接続が不安定な場合、再接続を試みるよう促します。 - ブラウザの互換性
使用しているブラウザが最新バージョンであることを確認します。Microsoft Formsは、主要なブラウザの最新バージョンで最適に動作します。 - フォームの再読み込み
フォームを再読み込みして、問題が解消されるか確認します。一時的なエラーが発生している可能性があります。 - キャッシュのクリア
ブラウザのキャッシュをクリアし、再度フォームにアクセスします。キャッシュの問題が解決することがあります。
Microsoft Formsにサインインできない場合の解決策は?
Microsoft Formsにサインインできない場合、以下の解決策を試してみてください。
パスワードの確認とリセット
- パスワードの確認
サインイン情報(メールアドレスとパスワード)が正しいか確認します。入力ミスがないかをチェックしてください。 - パスワードのリセット
パスワードを忘れた場合やロックされた場合、Microsoftアカウントの回復ページからパスワードをリセットします。指示に従って新しいパスワードを設定します。
アカウントのロック解除
- アカウントロックの確認
何度も間違ったパスワードを入力した場合、アカウントがロックされることがあります。Microsoftアカウントの管理ページにアクセスし、ロック解除の手続きを行います。 - 追加のセキュリティ情報
ロック解除の際に、セキュリティ情報(電話番号や代替メールアドレス)を提供することが求められる場合があります。事前にこれらの情報を確認しておきましょう。
ブラウザの問題
- ブラウザの更新
使用しているブラウザが最新バージョンであることを確認します。古いバージョンのブラウザではサインインがうまくいかないことがあります。 - キャッシュとクッキーのクリア
ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアし、再度サインインを試みます。キャッシュの問題が原因でサインインできない場合があります。
- ブラウザの更新
- 別のブラウザの使用
他のブラウザ(Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなど)を使用してサインインを試みます。
ネットワークの確認
- インターネット接続の確認
安定したインターネット接続を確認します。接続が不安定な場合、他のネットワークに接続して試してみてください。 - VPNの使用
VPNを使用している場合、VPNを一時的に無効にしてサインインを試みます。VPNの設定が原因でサインインできないことがあります。
Microsoft Formsにアクセスできない場合の対応方法は?
Microsoft Formsにアクセスできない場合、以下の方法で問題を解決します。
サーバーの状況確認
- Microsoftサービスのステータスページで、Microsoft Formsのサービス状況を確認します。メンテナンス中や障害が発生している場合、サービスが一時的に利用できないことがあります。
ブラウザの設定確認
- ブラウザの設定リセット
ブラウザの設定をデフォルトにリセットし、再度Microsoft Formsにアクセスします。特定のブラウザ設定がアクセスを妨げている可能性があります。 - プラグインや拡張機能の無効化
使用しているプラグインや拡張機能が原因でアクセスできない場合があります。すべてのプラグインや拡張機能を無効にして再試行します。
ネットワークの確認
- ネットワーク設定の確認
使用しているネットワーク設定を確認し、ファイアウォールやセキュリティソフトがMicrosoft Formsへのアクセスをブロックしていないか確認します。 - プロキシの設定確認
プロキシ設定を使用している場合、その設定が正しいか確認します。プロキシ設定が誤っているとアクセスできない場合があります。