「kintoneを導入したいけれども、自社で使用しているサービスと連携できるだろうか…」
kintoneがどのような外部サービスと連携できるかわからず、困っていませんか?
kintoneは、顧客管理やスケジュール管理、日報など、業務で使用するアプリを自社の業務に合わせて自由に組み合わせて利用できる点が最大の魅力です。
kintoneだけでも十分な機能を有しますが、外部サービスとの連携で、さらに自社業務を円滑に進められます。
今回の記事では、Kintonと連携できるサービスを紹介します。
▼kintoneと連携できるフォーム作成ツールならformrunがおすすめ!フォームに入力された情報を自動でkintoneと連携します。
目次
kintoneと連携できる外部サービス
kintoneは多種多様な外部サービスとの連携ができます。kintoneと連携できる代表的なサービスを6つ紹介します。
Gmail
https://www.google.co.jp/mail/help/intl/ja/about.html?vm=r
kintoneとGmailを連携すれば、kintoneからGmailを送信したり、kintoneツール上でメールの送信履歴を確認できます。
わざわざGmailを開く必要がありません。例えば、kintoneで管理している受発注業務において、必要な連絡をメールでやり取りをしているような企業に便利です。
Googleカレンダー
https://workspace.google.com/intl/ja/products/calendar/
kintoneにGoogleカレンダーを連携しておけば、kintoneで管理しているスケジュールをGoogleカレンダーに反映できます。また、Googleカレンダーに登録されたスケジュールをkintoneに取り込めます。
それぞれのサービスで入力した予定を、転記する必要がありません。入力にかかる手間を削減でき、転記によるミスもなくなります。
また、Googleカレンダーであれば、スマートフォンやタブレットで見やすい仕様になっているため、外出先での予定確認にも便利です。
Slack
Slackとkintoneを連携すると、kintoneで設定した条件が発生した際に、Slackに通知を送れます。
例えば、「kintoneに新しくレコードが更新されたらSlackにメッセージを送る」といったような活用が可能です。
業務でSlackを使っているのであれば、頻繁に確認するSlackにメッセージを集められるため、重要なメッセージの見落としを軽減します。
LINE WORKS
https://line.worksmobile.com/jp/
LINE WORKSとkintoneを連携すると、kintoneの通知をLINE WORKSに送れます。新しくレコードが登録された際や、案件が決まった際にLINE WORKSにメッセージが送信されるように設定しておけば、すぐに適切な対応が可能です。
さらに、kintoneのアプリを開くことなく、メッセージ内容の確認ができるよう設定できます。
LINE WORKSとkintoneの連携はチームでの情報共有に便利です。グループトークにメッセージを送るようにでき、誰がメッセージを読んだかどうかを把握できるため、情報の共有漏れ防止に役立ちます。
Sansan
Sansanは名刺をスキャンして取り込むだけで顧客情報を管理・共有できるツールです。
kintoneと連携すれば、Sansanに登録されている顧客データをkintoneへ一括登録したり、すでに連携しているデータの一括更新が可能です。
Sansanの名刺データを元に、kintoneをCRMとして営業活動に活かせます。
両方のツールでそれぞれ顧客情報を管理した場合、二重管理の手間やどちらが新しい情報かわからなくなるなどのリスクがあります。すでにSansanを導入しているならば、kintoneと連携しておくのがおすすめです。
freee
freeeは、経費の仕分けや管理・請求書の発行などの経理業務を、知識がなくてもできるツールです。
kintoneと連携すれば、営業案件の管理から会計までの業務を一元化します。営業と経理で別々のツールを活用していても、スムーズに案件や受注の状況の把握が可能です。
例えば、kintoneの顧客情報を見積書や請求書に自動で反映して作成できます。freeeで管理している入金情報はkintoneからも確認できるため、部署間で進捗状況をいちいち確認する手間がかかりません。
今回紹介したサービスの他にも、kintoneと連携できる外部サービスは豊富にあります。kintoneの公式サイトより、連携できる外部サービスを検索できますので、自社導入ツールが連携できるかどうか検索してみてください。
外部サービスは、3つの方法で検索できます。
①検索枠にサービス名を直接入力して検索
②サービス名や提供会社の一覧から検索
③外部サービス一覧から検索
サービス名を直接入力する方法は、自社に導入しているサービスが連携できるかどうか知りたい場合に便利な検索方法です。どのようなサービスが連携できるか知りたい方は、サービスや提供会社の一覧から検索しましょう。
kintoneと連携できるフォーム作成ツールならformrun
kintoneと連携できるフォーム作成ツールをお探しならば、formrunがおすすめです。formrunはフォームの作成・設置から、顧客情報までを一元管理できるツールです。
以下より、formrunの特徴を紹介します。
初心者でも安心の簡単操作
formrunは必要な項目を選択し、ドラッグ&ドロップの簡単な操作だけで、フォーム作成ができます。
コードの知識が不要なため、初心者の方でも安心です。
デザイン性・機能性の高さが売り
formrunには40種類以上のテンプレートが搭載されています。ボタンの色やヘッダーの画像をカスタマイズできるため、自社のイメージに合わせたデザイン性の高いフォームの作成が可能です。
さらに、ユーザーがフォームから離脱するのを防止するEFO機能をオプションで利用できます。その他にもPayPal連携やreCAPTCHAの設置など、機能性の高いフォームを作成できるのもポイントです。
無料から利用できる
formrunには4つの料金プランが用意されています。無料プランもあり、期限なく使用できます。
無料プランのフォーム作成は1つまでです。添付ファイルの保存容量は100MB、回答データ数は無制限で使用できるなど、フォーム作成に必要な基本的な機能は、無料プランでも利用できます。
まずはツールの使用感を試してみたいという方でも、手軽に始めやすいのがfromrunの魅力です。
kintoneと連携してできること
formrunをkintoneと連携すると次のようなことが可能です。
フォームの情報をkintoneに自動登録が可能
kintoneとformrunを連携させると、formrunで作成したフォームから獲得した情報を、kintoneに自動で登録します。
kintoneにデータを入力するために、CSVに出力したり、手動でデータを入力する手間が省け、最新の顧客情報を正確に管理できます。
問い合わせやアンケート結果も保存ができる
kintoneとformrunを連携させておけば、フォームに入力されたお問い合わせの内容や、アンケートの結果をkintone上に残せます。
営業担当者が変更になる場合でも、kintone上の情報を確認すればいいので、業務の引き継ぎが楽になります。
新規・既存のレコードの更新に対応
formrunのフォームから獲得した情報は、kintoneでレコードを新規作成して登録するのはもちろん、既存のレコードへの上書き更新も可能です。
例えば、取引先の担当者変更の連絡がフォームからあった際に、既存のレコードを探して、手入力する必要がありません。
顧客情報を自動で紐付けしてくれるため、作業時間が削減します。
フォームごとにアプリとの連携ができる
formrunでは問い合わせフォームやアンケートフォームなど、幅広い用途のフォームを作成できます。
各フォームごとに連携するkintoneのアプリを選択できるため、それぞれのフォームで獲得した情報を最適なアプリと連携できます。
連携できるアプリは最大9つで、柔軟性の高さが魅力です。
エラー通知メールにより登録漏れを防ぐ
formrunとkintoneの連携がうまくいかず、情報が登録できないと、せっかくフォームからお問い合わせがあっても新規顧客を逃してしまったり、古い情報のまま管理をして連絡が取れなくなってしまうといった危険性が生じます。
万が一、連携時にデータの不備などが原因でエラーが起きた場合には、即時にformrunがエラーを検知します。
formrunからエラー通知のメールが届くので、データの登録漏れが生じません。
こんなフォームをkintoneと連携したい人におすすめ
次のようなフォームを作成したい方は、kintoneとformrunの連携がおすすめです。
- 新規顧客の登録
- 既存顧客の情報更新
- 外部へのアンケート
kintoneとformrunを連携する1番のメリットは、フォームから獲得した情報を自動で登録することです。
新規顧客の登録を必要とするフォームや、既存顧客の情報更新のためのフォームを作成したい方は、kintoneへ手動で入力する手間が省けるためおすすめです。
また、kintoneは、kintoneのアカウントを持った社内向けのアンケートフォームしか作成できません。そのため、外部へのアンケートを実施したのであれば、formrunと連携しましょう。
formrunでアンケートフォームを作成すれば、社外の方へのアンケートも実施できます。
formrunとkintoneを連携する方法
formrunとkintoneの連携方法をご紹介します。
step1:連携先のアプリ、連携方法を選択
設定画面の「チーム」から「外部連携」の「選択する」をクリックします。
「kintone」を選択します。
※オプション契約が済んでいない場合はオプション契約を行ってください。
「…」、「連携するアプリを編集」の順にクリックします。
kintoneにログイン後、formrunと連携したいアプリを選択します。選択後、右上の「歯車アイコン」をクリックしてください。
「設定」のタブから「APIトークン」をクリックします。
「生成する」をクリックし、APIトークンの生成を行います。
「レコード閲覧」「レコード追加」「レコード編集」にチェックを入れ、「保存」をクリックします。
右上「アプリを更新」をクリックしてください。
再度、設定タブから「APIトークン」を選択します。
以下の3つをコピーしてください。
- サブドメインのURL(cybouzu.com/まで)
- アプリID
- APIトークン
formrunの画面に戻ります。コピーした内容を入力して、「連携」をクリックしてください。
問題なく連携が完了すると、「連携済み」が表示されます。これで、formrunとkintoneの連携は完了です。次に、フォームとの連携を行います。
step2:formrunと連携するカラムを選択
設定画面の「チーム」から「外部連携」の「選択する」をクリックします。「kintone」を選択してください。
連携したいフォームの「連携する」をクリックします。
選択したフォームと紐付けしたいアプリを選択します。
formrunのデータ項目と、kintoneアプリのカラムを紐づけしていきます。
「データ保存形式」を選択します。保存形式の種類は以下の3つです。
- 新規のみ:新規レコード作成のみ
- 上書きのみ:既存レコードの上書き更新のみ
- 上書きまたは新規:設定した一致キーと合致すれば上書き、既存レコードがない場合は新規
保存形式を選択したら、右上の「次へ」をクリックします。
※上書きのみ・上書きまたは新規を選択した場合
保存形式で「上書きのみ」「上書きまたは新規」を選択した場合、一致キーのフィールドを設定しなければなりません。
一致キーは複数の条件を設定できます。
エラーが発生した時に、お知らせメールを受け取るアドレスを入力し、「保存」をクリックします。
step3:設定ボタンで完了
「設定」をクリックして完了です。
formrunの料金
formrunの料金タイプは4つあり、kintone連携の機能は、全プランで導入可能です。ただし、利用料金とは別に、1フォームごとに月額980円のオプション料金が発生します。
4つのプランの詳細は以下の通りです。
PROFESSIONALプラン
¥ 25,800 ⁄ 月(税抜)
セキュリティやデータの出力など、本格的な業務プロセスを構築したい方に適しています。
【機能】
・フォーム作成数:無制限
・回答データ数: 無制限
・チームメンバー数:10人
・添付ファイルの保存容量:30GB
・個別メール送信数:無制限
・フォーム送信前の確認画面表示
・formrunクレジット非表示
・一斉メール配信(従量課金あり)
・Googleアナリティクス連携
・CSV/Excelエクスポート
・Googleスプレッドシート連携(自動更新)
・独自ドメインのメールアドレス設定
・ログインユーザのIP制限F
・決済機能(PayPal連携)
STARTERプラン
¥ 12,980 ⁄ 月(税抜)
フォームをたくさん作りたい方に適しています。
【機能】
・フォーム作成数:50個
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:5人
・添付ファイルの保存容量:10GB
・個別メール送信数:無制限
・フォーム送信前の確認画面表示
・formrunクレジット非表示
・一斉メール配信(従量課金あり)
・Googleアナリティクス連携
・CSV/Excelエクスポート
BEGINNERプラン
¥ 3,880 ⁄ 月(税抜)
個人事業主・新規事業の方はこちらがおすすめです。
【機能】
・フォーム作成数:5個
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:2人
・添付ファイルの保存容量:5GB
・個別メール送信数:月250通まで
・フォーム送信前の確認画面表示
・formrunクレジット非表示
FREEプラン
¥ 0 ⁄ 月
まずは無料で使ってみたい方はこちらがおすすめです。
【機能】
・フォーム作成数:1個
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:1人
・添付ファイルの保存容量:100MG
・個別メール送信数:月10通まで
有料プランには、14日間の無料トライアル期間があります。formrunを実際に使ってみてから自社で採用するか決めたい方は、まずは無料プランや、有料プランのトライアル期間を活用してみてください。
無料トライアル中に行った連携操作は、トライアル終了後に自動的に解除されます。本登録後に再度連携操作をしてください。
kintoneと連携できるフォーム作成ツールならformrun!
kintoneは、API機能等を活用し、多くの外部ツールとの連携が可能です。自社がすでに導入している外部ツールと連携をすれば、作業工数を削減し、業務のストレスを軽減できます。
自社で導入しているツールと連携できないかどうか、検討してみましょう。
kintoneと連携できるフォーム作成ツールをお探しならば、formrunがおすすめです。formrunはコードの知識がなくても簡単にフォームを作成できます。
デザイン性の高い豊富なテンプレートやEFO機能など、フォーム作成に便利な機能が豊富に揃っている点が魅力です。
kintoneとの連携で、フォームから獲得した情報を自動でkintoneに登録するため、入力の手間が省け、人的ミスがなくなります。
無料プランや有料プランのトライアル期間もあるため、まずは試しにフォームを作ってみてください。