アンケートには、大きくわけて単一回答と複数回答のアンケートの2種類があります。アンケートを実施する際、以下のような理由からどちらで実施をすればいいのか、わからない方もいるかもしれません。
「複数回答できるアンケートの作り方が知りたい」
「複数回答が可能なアンケートを実施するメリット・デメリットが気になる」
本記事では、複数回答が可能なアンケートを実施するメリット・デメリットを紹介しています。
複数回答が可能なアンケートの作り方やおすすめのツールやプラグインも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、プログラミングスキルがなくてもアンケートフォームの作成が可能な「formrun」の特徴も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- アンケート結果の自動集計が可能なフォーム作成ツール
- 複数回答可能なアンケートを簡単に作成可能
- 自動返信メールでサンクスメールや回答内容のメールを送れる
- マトリクス形式の回答が可能
- 条件分岐で回答数を変えないまま回答者に合った質問を出し分けることが可能
- アンケートの共有や埋め込みが簡単
- 無料プランは永久で利用可能で、有料プランも無料でトライアルから始められる
有料プランが終了しても自動で請求が始まることはないので安心して利用してみてください。
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目次
複数回答可能なアンケートを実施する3つのメリット
複数回答可能なアンケートを実施するメリットを以下に3つまとめました。
- さまざまな意見を把握できる
- 細かいデータを把握できる
- 柔軟に集計ができる
さまざまな意見を把握できる
複数回答可能なアンケートを実施すると、さまざまな意見の把握ができるのがメリットの1つです。
人の意見は複雑なことがほとんどです。回答を1つに絞ることが難しいこともあるため、複数回答可能なアンケートを実施すれば多面的な意見を把握できます。
また、選択肢が限定されていると「せっかくアンケートに回答したのに、自分の声が反映されていない…」とユーザーが不満を覚えることもあります。
しかし複数回答可能なアンケートを実施していれば、ユーザーの意見を反映しやすくなり、顧客満足度が向上しやすいのもメリットです。
細かいデータを把握できる
複数回答可能なアンケートを実施すれば、細かいデータの把握ができるのもメリットです。
単一回答では、ユーザーが最も重要に感じている意見のみしか把握できません。しかし複数回答可能なアンケートを実施すれば、回答の種類だけでなく、回答の組み合わせなどからも傾向の分析が可能になります。
単一回答のアンケートにくらべて、より深く分析ができるためトレンドなどの把握もしやすくなります。
柔軟に集計ができる
複数回答可能なアンケートを実施すれば、柔軟に集計が可能になります。
複数回答可能なアンケートであれば、最も重要な意見だけでなく「どれが重要と感じられているか」などの視点でも分析が可能です。
例えば 「価格を重視する人」と「デザインを重視する人」がどの程度重なっているかなどを分析して、若い世代やミレニアル世代では、価格とデザインのバランスを重視するなどの傾向を把握してマーケティングに活かせます。
formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。また、Googleスプレッドシートと連携してデータ集計をしたり、Excelファイルにエクスポートも可能なので、より複雑な集計作業も可能です。
複数回答可能なアンケートを実施する2つのデメリット
複数回答可能なアンケートの実施で起こりうるデメリットを以下に2つまとめました。
- データの分析が複雑化する
- 選択肢が多すぎると回答に混乱する
データの分析が複雑化する
複数回答可能なアンケートを実施すると、分析が複雑化するのがデメリットです。
柔軟な分析ができるのがメリットでありますが、誤った集計方法を用いると本来の結果とは異なる結果を生む可能性があるからです。
複数回答可能なアンケートを正しく集計するためには、世論調査や統計学の知識をつける必要があります。
分析するためには、専門の高い知識が必要になり、コストがかかることが予想されます。
選択肢が多すぎると回答に混乱する
複数回答可能アンケートを実施する際、たくさんの意見を収集するために選択肢を増やすとユーザーが混乱する可能性があります。
多くの意見を集めることは重要ですが、ユーザーが回答に混乱すると、正しいデータを集められません。
また、アンケートへの回答を面倒に感じ離脱率が高まることも予想されます。
回答してほしい項目に優先順位を付けたり、質問内容をシンプルにするなど、ユーザーが回答しやすい工夫を取り入れることが重要です。
複数回答可能なアンケートの作り方
複数回答可能なアンケートの作り方を以下に3つまとめました。
- Googleフォームを活用して作る
- 専用のツールを活用して作る
- Excelやスプレッドシートを活用して作る
Googleフォームを活用して作る
Googleフォームを活用すれば、複数回答可能なアンケートも無料で作成できます。
Googleフォームを活用してアンケートを作成するには、まずアンケートフォームページにアクセスする必要があります。
アンケートフォームにアクセスしたら、右下の「+」のアイコンをクリックして新しいフォームを作成しましょう。
質問の内容と選択肢の内容を入力していくと、質問の形式ができるチェック項目が表示されます。
質問の形式を「チェックボックス」に変更すれば、回答者は複数回答可能なアンケートになります。
ユーザーに必ず回答してほしい質問には、質問の右下にある「必須」をオンにして回答必須の質問にしましょう。
アンケートが完成したら、プレビューで確認して完成です。
Googleフォームを活用したアンケートの作り方について知りたい方はこちらを合わせてご覧ください。
>> Googleフォームのスマホでの作り方は?アンケート作成方法を徹底解説【iPhone・Android共通】
専用のツールを活用して作る
複数回答可能なアンケートは専用のツールを活用して作成できます。
アンケート作成専用のツールであれば、集計から分析までをスムーズに行えるので便利です。
formrunには、無料のプランと有料のプランがあります。無料のプランでも自由にカスタマイズができ、自由度の高いアンケートフォームの作成が可能です。
質問の数は、無料のプランでも制限なく作れるので、より深い内容のアンケートを集めたい場合にもおすすめです。
formrunのテンプレートを利用すると、最短30秒でアンケートフォームを作成でき、セミナー後アンケートなどの便利なテンプレートがそろっています。
formrunは無料で永久に利用できるので、ぜひご利用ください。
Excelやスプレッドシートを活用して作る
複数回答可能なアンケートは、Excelやスプレッドシートでも作成が可能です。
Excelやスプレッドシートでアンケートを作成する際は、開発タブを表示させる必要があります。
ファイルをクリックし、オプションからユーザー設定の順に進むと開発が表示されるので、選択しておきましょう。
複数回答可能なアンケートを作成するためには「チェックボックス」を活用します。
開発タブから挿入を選択しチェックボックスを選択すると表示されるので、質問内容と選択肢を作成していきます。
複数回答できるアンケートであることを伝える書き方
複数回答可能なアンケートを実施するには、ユーザーに複数回答できることを事前に伝える必要があります。
複数回答可能なアンケートであることが伝わっていなければ、最も重要な意見しか集まらないことがあるからです。
複数回答可能なアンケートであることを伝えるには、以下の例文を参考にしてみてください。
- 普段、あなたはどこで商品Aを購入していますか。あてはまるものをすべてお選びください。
- 普段、あなたはどこで商品Aを購入していますか。あてはまるものを3つお選びください。
回答が多くなると分析に時間やコストがかかるため、回答数を制限するのもおすすめです
複数回答可能なアンケートの分析・集計方法
複数回答可能なアンケートを実施した後は、データを分析して集計する必要があります。
アンケートの分析・集計方法を以下に3つまとめました。
- Excelやスプレッドシートを使用する方法
- 専用のツールを使用する方法
- クロス集計を使用する方法
Excelやスプレッドシートを使用する方法
複数回答可能なアンケートはExcelやスプレッドシートを活用して分析や集計が可能です。
Excelやスプレッドシートで分析をするためには、まず選択肢ごとにセルを分ける必要があります。
例えば選択肢に「赤」「青」「黄」「緑」「桃」があったとしましょう。以下のように回答者が選んだ回答には「1」を入力し、選ばなかった回答には「0」を入力します。
回答 | 赤 | 青 | 黄 | 緑 | 桃 |
A | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
B | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
C | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 |
D | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
E | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
回答を整理すれば、Excelやスプレッドシートの関数を活用しながら、割合や合計から分析できます。
専用のツールを使用する方法
アンケート作成専用のツールを使用してデータの分析や集計も可能です。
専用のツールを活用すれば、アンケート作成から分析・集計まで一気通貫で実施できるので便利です。
ツール上でアンケートの分析ができるので、回答者の傾向やニーズの把握にもコストを抑えられます。
formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。また、Googleスプレッドシートと連携してデータ集計をしたり、Excelファイルにエクスポートも可能なので、より複雑な集計作業も可能です。
クロス集計を使用する方法
クロス集計を活用すれば、複数回答可能なアンケートを集計し・分析が可能です。クロス集計とは「2つ以上の観点でまとめる統計手法のこと」を指しています。
例えば選択肢に「赤」「青」「黄」「緑」「桃」があったとしましょう。Excelやスプレッドシートで分析する方法と同じように、回答者が選んだ回答には「1」を入力し、選ばなかった回答には「0」を入力します。
回答 | 赤 | 青 | 黄 | 緑 | 桃 |
A | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
B | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
C | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 |
D | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
E | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
上記の集計方法だと、単純集計になるため、以下のようにもう1つの要素を分析に加えます。
性別/色 | 赤 | 青 | 黄 | 緑 | 桃 |
女性 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 |
割合(%) | 40 | 20 | 40 | 20 | 20 |
男性 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 |
割合(%) | 20 | 20 | 0 | 0 | 20 |
女性と男性の合計 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 |
割合(%) | 60 | 40 | 40 | 40 | 40 |
2つの要素で分析をしたことで、「赤」60%で最も選ばれており、男女ともに人気があるとわかります。
アンケートフォーム作成ツール「formrun」もおすすめ!
formrunには以下の特徴があります。formrunを利用するメリットは以下の3点です。
- アンケートテンプレートが豊富
- アンケート回答の集計も自動でできる
- 万全のセキュリティ
アンケートテンプレートが豊富
formrun(フォームラン)は、120種類以上のテンプレートが用意されているのが特徴です。
アンケートフォームで使えるテンプレートは16種類あり、主に顧客アンケート・イベント・セミナーアンケート、社内アンケートなど用途に合わせたテンプレートが選べます。
formrunのテンプレートはそのまま利用できるリッチな見た目で、用途に合わせて必要な設問が最適な順番で配置されています。
そのため、設問タイトルを少し修正するだけで簡単に高クオリティのフォームの作成が可能です。
テンプレートの設問に項目の追加・削除・順番の変更などもワンクリックで簡単に修正できます。
ぜひformrunのテンプレートを使用して高クオリティな展示会アンケートフォームを作成してみてください。
アンケート回答の集計も自動でできる
formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。
自動でデータをグラフ化、自動で回答データを一覧化できるので、簡単な集計・確認作業はformrunで完結します。
また、Googleスプレッドシートと連携したデータ集計や、Excelファイルにエクスポートも可能なので、より複雑な集計作業も可能です。
これまでアンケート回答状況の報告に集計の手間がかかっていた方は、ぜひformrunでアンケートフォームを作成し、集計作業まで効率化してみてください。
万全のセキュリティー
セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制など様々な対策がとられています。
フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。
安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティーを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。
複数回答可能なアンケートで顧客満足度を向上させよう!
複数回答可能なアンケートを実施すれば、ユーザーの意見を多くの角度で把握できるのがデメリットです。
ただ、Excelやスプレッドシートで分析やクロス集計は専門的な知識が必要になり、時間もコストもかかります。
スムーズに複数回答できるアンケートを作成し集計・分析をするなら、専用のツールを活用するのがおすすめです。
また、記事の中でアンケートフォーム作成ツール「formrun」の特徴を詳しく紹介しています。
プログラミングの知識がない方でも、フォームの作成ができ、テーマに合わせて多数のテンプレートの中から選択ができるのもformrunだからこそです。
アンケートの回答の集計が自動でできることや、自動返信メールでサンクスメールや回答内容のメールを送れることも、魅力のポイントです。
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