「従業員アンケートのテンプレートにはどのようなものがある?」
「従業員アンケートを効果的に活用する方法は?」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
従業員アンケートは従業員が職場や業務に満足しているか、どのような不満を抱えているかを調査し、労働環境や業務の改善を行う際に役立ちます。
しかし、従業員アンケートを実施する際に取り入れる質問の選び方や質問方法についてお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では従業員アンケートのテンプレートとアンケートを効果的に行うためのコツ、調査実施時の注意点を解説します。
テンプレートを利用した従業員アンケートの実施で、職場や業務の課題改善を目指しましょう。
また、従業員アンケートの作成には、独自のテンプレートを利用しつつ、簡単にアンケートを作成できるフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
「formrun(フォームラン)」には、以下の特徴があります。
- プログラミング不要
- ワンクリックでreCAPTCHA設定可能
- マウス操作でデザイン設定可能
- 自動で回答を集計
- csvエクスポートで手元での集計も可能
- 自動メールやChatworkなどツール通知までついてる
- ここまでできて、基本料金無料
ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、複数人でデザイン性の高いフォームを管理できます。クリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計も簡単です。詳しくはこちらをご覧ください。
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【無料】従業員アンケートの基本的なテンプレート

従業員アンケートの質問項目のテンプレートをまとめました。
また、従業員の基本情報に関する設問の回答は任意に設定すると、回答者の特定を気にすることによる回答率の低下を防止できます。
- 従業員の基本情報に関する設問
- 性別を教えてください
- 年齢を教えてください
- 所属部署を教えてください
- 役職を教えてください
- 入社から何年目ですか?
- 動機付け要因に関する設問
- 仕事のやりがい
- 仕事にやりがいや意義を感じますか?
- 達成感や満足を業務に感じますか?
- 担当業務は自分に適していると感じますか?
- 自身の成長
- 自身の成長を実感していますか?
- キャリアアップの機会はありますか?
- より複雑な問題に対処できるようになりましたか?
- 会社への魅力や仕事の継続
- 会社のビジョンや方針に共感できますか?
- 業務を通じて会社や組織に貢献したいという意思はありますか?
- この会社で今後も継続して働きたいと考えていますか?
- 仕事のやりがい
- 衛生要因に関する設問
- 業務の負担
- 業務量は適切だと感じていますか?
- 日々の業務をこなすためのリソース確保はできていますか?
- 業務が多く、休日やプライベートな時間を確保できないことはありますか?
- 社風や職場の雰囲気
- 社風や文化に満足していますか?
- 職場は働きやすく良い雰囲気ですか?
- 社員同士のコミュニケーションは良好に取れますか?
- 職場環境
- 職場は快適で働きやすいですか?
- 職場の清潔さに満足していますか?
- 職場の雰囲気が悪くストレスを感じることはありませんか?
- 上司
- 上司から十分なサポートを得られていますか?
- 上司は提案や意見に耳を傾けてくれますか?
- 業績や貢献を上司が適正に評価していますか?
- 人事施策
- 研修制度やOJT制度で満足な研修をうけられていますか?
- 新人教育として各種施策が機能していますか?
- コンプライアンス
- パワハラやセクハラを社内で見かけたことはありますか?
- 会社のコンプライアンス違反への対処に安心できますか?
- 業務の負担
- 総合評価に関する設問
- 現在の職場で働いていることに満足していますか?
- この会社で働いていることを自信を持って家族や知人に話せますか?
各質問項目をアンケートに取り入れる際の考え方や目的は後述します。
また、社内申請フォームのより具体的なテンプレートはこちらをご覧ください。
>> 社内申請フォームテンプレート
従業員アンケートの作成で重要な「二要因理論」

従業員アンケートでは、「二要因理論」の考え方が重要です。
「二要因理論」は、満足に関わる「動機付け要因」と不満足に関わる「衛生要因」の2つに分類する考え方です。
従業員アンケートに「動機付け要因」と「衛生要因」の両方を調査する質問を取り入れると、より注力すべき箇所や改善が必要な箇所の洗い出しが可能です。
「動機付け要因」と「衛生要因」に該当する、従業員アンケートの具体的な質問項目を紹介します。
動機付け要因の質問項目3選
従業員アンケートの動機付け要因の質問項目は次の3つです。
- 仕事のやりがいに関する質問
- 自身の成長に関する質問
- 会社への魅力や仕事の継続に関する質問
各質問の詳細を説明します。
仕事のやりがいに関する質問
仕事のやりがいに関する質問は、従業員が日々の業務に対してどれだけ意義や満足感を感じているかを把握する目的で取り入れるべき質問項目です。
従業員が主体的に業務に取り組めているかどうか、仕事を通して充実感を得られているかを測り、業務や仕事に前向きに臨めているかを調べられます。
仕事のやりがいに関する質問の例は以下の通りです。
- 仕事にやりがいや意義を感じますか?
- 達成感や満足を業務に感じますか?
- 担当業務は自分に適していると感じますか? など
自身の成長に関する質問
自身の成長に関する質問は、従業員が仕事を通じてスキルアップや能力の向上を実感できているかを把握できる質問です。
仕事を通じて従業員が成長を感じられているかを確認し、業務への適性や将来への希望、評価制度やキャリアアップの体制が充実しているかをチェックできます。
自身の成長に関する質問の例は以下の通りです。
- 自身の成長を実感していますか?
- キャリアアップの機会はありますか?
- より複雑な問題に対処できるようになりましたか? など
会社への魅力や仕事の継続に関する質問
会社への魅力や仕事の継続に関する質問は、従業員がどれだけ会社に愛着を持ち、長く働き続けたいと考えているかを確認できます。
離職リスクの早期発見や従業員エンゲージメントの程度を把握でき、従業員の定着率向上を目指す施策の必要性や施策内容を検討するヒントとして活用できます。
- 会社のビジョンや方針に共感できますか?
- 業務を通じて会社や組織に貢献したいという意思はありますか?
- この会社で今後も継続して働きたいと考えていますか? など
衛生要因の質問項目6選
従業員アンケートの衛生要因の質問項目は次の6つです。
- 業務の負担に関する質問
- 社風や職場の雰囲気に関する質問
- 職場環境に関する質問
- 上司に関する質問
- 人事施策に関する質問
- コンプライアンスに関する質問
各質問の詳細を説明します。
業務の負担に関する質問
業務の負担に関する質問は、従業員が日常的に感じている業務量が多過ぎることや時間的な制約、ストレス状況の把握に役立ちます。
従業員の心身の健康やワークライフバランスの実態を知るために必要な質問項目で、過重労働の防止や労働環境改善を行う際に重要です。
業務の負担に関する質問の例は次の通りです。
- 業務量は適切だと感じていますか?
- 日々の業務をこなすためのリソース確保はできていますか?
- 業務が多く、休日やプライベートな時間を確保できないことはありますか? など
社風や職場の雰囲気に関する質問
社風や職場の雰囲気に関する質問は、従業員が所属する組織文化やチーム内の人間関係に対してどのように感じているかを把握できる項目です。
会社組織の雰囲気や習慣、文化が醸成されているかを確かめる目的で、従業員アンケートに取り入れましょう。
社内風土の改善はエンゲージメントの向上や職場定着率にも影響するため、重要な要素の1つです。
社風や職場の雰囲気に関する質問の例は以下の通りです。
- 社風や文化に満足していますか?
- 職場は働きやすく良い雰囲気ですか?
- 社員同士のコミュニケーションは良好に取れますか? など
職場環境に関する質問
職場環境に関する質問は、設備の充実や安全、清潔さなど働くうえでの基本的な条件が整っているかを確認するための項目です。
職場の環境が整っていないと、従業員の集中力低下やストレスの蓄積につながり、パフォーマンス低下や従業員の離職につながるリスクがあります。
職場環境に関する質問から確認できた不満点は、優先して問題の解消、改善に努めましょう。
職場環境に関する質問の例は以下の通りです。
- 職場は快適で働きやすいですか?
- 職場の清潔さに満足していますか?
- 職場の雰囲気が悪くストレスを感じることはありませんか? など
上司に関する質問
上司に関する質問は、直属の上司との信頼関係やマネジメントの質に関する従業員の感じ方のチェックに効果的です。
上司とのコミュニケーションが円滑に行われているか、教育・指導方針にミスマッチが起きていないかなどを把握し、職場での指導体制やコミュニケーション方法、社内風土の改善を行うことが大切です。
特に、上司との関係性は従業員の満足度や定着率に直結するため、定期的な測定と課題の洗い出し、改善を心がけましょう。
上司に関する質問の例は以下の通りです。
- 上司から十分なサポートを得られていますか?
- 上司は提案や意見に耳を傾けてくれますか?
- 業績や貢献を上司が適正に評価していますか? など
人事施策に関する質問
人事施策に関する質問から、会社の教育研修制度やキャリア支援施策、人事評価制度などを従業員がどう受け止めているかを把握できます。
アンケートから人事施策の浸透度や満足度を測定し、施策の必要性の検討や課題の発見、新しい施策の立案などに取り組みましょう。
人事施策の最適化によって、従業員がキャリア形成やスキルアップに前向きに取り組める環境づくりができると、定着率向上や従業員の業務へのモチベーションアップが期待できます。
人事施策に関する質問の例は以下の通りです。
- 研修制度やOJT制度で満足な研修をうけられていますか?
- 新人教育として各種施策が機能していますか? など
コンプライアンスに関する質問
コンプライアンスに関する質問は、企業の法令遵守や倫理的な体制構築を徹底できているかの測定に役立ちます。
現場にパワハラやセクハラなどのコンプライアンス違反がないか確認し、従業員が安心して働ける環境づくりを目指すことが重要です。
コンプライアンスに関する質問の例は以下の通りです。
- パワハラやセクハラを社内で見かけたことはありますか?
- 会社のコンプライアンス違反への対処に安心できますか? など
従業員アンケートを効果的に実施するための2つのポイント

従業員アンケートを効果的に実施するための2つのポイントは以下の通りです。
- アンケートを実施したあとは面接調査も実施する
- 従業員アンケートの結果をもとに福利厚生や労働環境を見直す
各項目の詳細を説明します。
また、社内アンケートについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>> 社内アンケートの基本と本音を引き出すコツを解説【回答例付き】
アンケートを実施したあとは面接調査も実施する
従業員アンケートの実施後は、面接調査も併せて行いましょう。
アンケートを通じて従業員の意識や意見を数値化することは重要ですが、数値やアンケートの記述だけでは、問題の詳細や具体的な状況の把握は困難です。
アンケートを元にした面接調査を行い、具体的な課題点の把握や従業員の考え、要望のキャッチアップを行うことで、より効果的な改善策の立案、実行が可能です。
従業員アンケートと面接調査はセットで行い、従業員が抱えるより深い要望や悩みの把握を徹底してください。
従業員アンケートの結果をもとに福利厚生や労働環境を見直す
従業員アンケートの結果をもとに、福利厚生や職場の環境をはじめとした労働環境の見直しが必要です。
従業員アンケートの結果は、企業が今後改善すべき福利厚生や労働環境を明確にするための重要なデータです。
しかし、状況を把握するだけでは、アンケートの意味がありません。
結果を集計して終わりにせず、得られたデータから改善策の立案、具体的なアクションの実行までをセットとして考えることが重要です。
アンケートをきっかけに実施した改善策を周知し、実行に移すと、会社への従業員の信頼感も高まるため、従業員エンゲージメントの向上にもつながります。
従業員アンケートを実施する際の2つの注意点

従業員アンケート実施における2つの注意点は以下の通りです。
- 個人を特定できないように注意する
- シンプルな質問内容を徹底する
各項目の詳細を説明します。
個人を特定できないように注意する
従業員アンケートでは、回答者が特定されないように注意してください。
回答者が特定できる仕組みだと、従業員が本音で回答できず、アンケートの効果が薄くなるためです。
名前の記入を求めない無記名方式はもちろん、質問内容にも配慮が必要です。
たとえば、所属部署や入社年度などの属性情報を組み合わせると、少人数の部署や特殊な役割の社員が特定されるリスクが高まります。
また、紙のアンケート用紙では筆跡や配布・回収の方法によっても匿名性が損なわれる可能性があるため、従業員アンケートでは好ましくありません。
従業員アンケートでは、オンラインでの実施が望ましく、必要最低限の情報に絞って設問を設計してください。
従業員が安心して回答できる環境づくりを整えることで、従業員アンケートの効果をより高められます。
シンプルな質問内容を徹底する
従業員アンケートでは、シンプルな質問内容を徹底してください。
質問の表現が複雑すぎたり、曖昧だったりすると、従業員は質問の意図を正確に理解できず、正確な回答が得られない可能性があります。
否定形や婉曲表現、二重否定などを用いた質問は混乱を招きやすいため、従業員アンケートでは避けましょう。
また、回答の選択肢も4〜6段階程度に抑え、「どちらともいえない」「答えたくない」など曖昧な回答が増えにくい工夫も効果的です。
自由記述欄を併設する場合は、質問の目的や記入例を添えると具体的な回答が得られやすいです。
シンプルな質問内容に絞り、従業員が回答しやすい環境を整えましょう。
さらに、従業員アンケートの条件分岐機能を利用すると必要な回答項目だけを表示できるため、回答する従業員の混乱を避けられるため、回答率の向上が期待できます。
条件分岐について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>> アンケートの条件分岐とは?条件分岐のメリットや設定方法を解説
従業員アンケートにおすすめのツール7選

従業員アンケートを効果的に実施するには、アンケート作成ツールの利用がおすすめです。
アンケート作成ツールを利用すると、専門知識がなくてもデザインや機能、入力項目をカスタマイズでき、条件分岐やエラー表示の設定など高度な機能も簡単に導入できます。
自社の環境や目的に合った機能を持つアンケート作成ツールを選ぶと、従業員アンケートの作成から実施、結果の集計、分析をスムーズに行えます。
また、無料で利用できるツールの中にも、操作性に優れたものやセキュリティ対策が充実したものが数多くあります。
従業員アンケートにおすすめの7つのツールは以下の通りです。
- formrun
- Microsoft Forms
- Googleフォーム
- SurveyMonkey(サーベイモンキー
- Questant(クエスタント)
- CustomForm(カスタムフォーム
- ミルトーク
従業員アンケートのツールを選ぶ際は、使用したい機能の有無や操作性の高さ、セキュリティ面の対策は十分か、などの項目を比較検討してください。
上記で紹介した社内アンケートの実施に便利なツールの詳細を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>> 社内アンケートで使うツールとは?おすすめのツール7選を紹介
フォーム作成ツールなら「formrun」もおすすめ!

WordPressに問い合わせフォームを設置するなら「formrun」がおすすめです。「formrun」を利用するメリットは下記の3点です。
- 社内申請などでも使える汎用性高いフォーム作成が簡単にできる
- さまざまな外部ツールと連携可能
- 万全のセキュリティ
社内申請などでも使える汎用性高いフォーム作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
また、アンケート以外にも社内申請の受付をはじめ、幅広い用途でのフォーム作成に対応しており、問い合わせフォームや申し込みフォームの作成も可能です。
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
▼メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。
テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
さまざまな外部ツールと連携可能
formrun(フォームラン)は、さまざまな外部ツールとの連携が可能で主に通知とデータ連携に分かれています。
通知:チャットなどのコミュニケーションツールと連携することでフォームへの回答を即座に通知が可能です。
Slack通知、Chatwork通知、Microsoft Teams通知、LINE WORKS通知
データ連携:SFA・MA・CRMといったマーケティング支援ツールやクラウドサインとはデータ連携することで、より便利に手間なく業務を行えます。
Salesforce連携、kintone連携、Hubspot連携、MailChimp連携、CLOUDSING連携
是非お使いのツールと連携して業務を効率化してみてください。
万全のセキュリティ
セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。
フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティは重要です。
安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。
従業員アンケートを実施するなら「formrun」がおすすめ!

従業員アンケートを実施する際は、「動機付け要因」と「衛生要因」の2つの観点で質問を作成、満足と不満足の両面についての調査が重要です。
また、アンケートの実施時に個人の特定ができないよう配慮したり、質問項目を簡潔にまとめるなどの対策を心がけましょう。
筆跡での個人特定が難しいオンラインでのアンケートや、回答者に必要な質問だけを表示できる条件分岐機能を利用できるフォーム作成ツールなどの利用がおすすめです。
特に、従業員アンケートの実施には、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
「formrun(フォームラン)」には、以下の特徴があります。
- プログラミング不要
- ワンクリックでreCAPTCHA設定可能
- マウス操作でデザイン設定可能
- 自動で回答を集計
- csvエクスポートで手元での集計も可能
- 自動メールやChatworkなどツール通知までついてる
- ここまでできて、基本料金無料
ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、複数人でデザイン性の高いフォームを管理できます。クリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計も簡単です。詳しくはこちらをご覧ください。