チャットボットアンケートで回答率が上がる? 活用のメリットとおすすめツール5選

チャットボットアンケート スマホ入力 conflict

オンラインでのアンケート収集は、顧客や従業員の意見を把握するための重要な手段です。しかし、回答率の低さや導入の煩わしさに悩んでいませんか。

そのような課題を解決する手段として注目されているのが「チャットボットアンケート」です。

自然な対話形式で回答を促すことで、従来のフォーム型アンケートよりも高い回答率を実現するケースが増えています。

この記事では、チャットボットを活用するメリットや具体的な効果を解説しながら、実際に利用できるおすすめのツールを5つご紹介します。

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とにかく早く簡単に、安全性が高く高品質なアンケートフォームをつくりたい方には、弊社の「formrun」がおすすめです自動メール返信機能や個別メール機能もあるため、メール返信にかかる業務を効率化しながら個々に合わせた対応ができます。また、無料プランでも設問数は無制限ですので、アンケート内容を充実させられます。まずは、無料でフォームをつくって試してみてください。

チャットボットアンケートとは

チャットボットアンケート スマホ

チャットボットアンケートとは、自動で質問に回答してくれるチャットボットを活用したアンケートです。

チャットボットアンケートには2通りの方法があります。

チャットボットでアンケートを行う

まず、WEBサイトでのアンケートをアンケートフォームではなくチャットボットで行う方法があります。具体的には「対話型ご意見聞き取りサービス」などです。

スマートフォンなどを通してAIチャットボットと対話できる機能で、AIが回答を踏まえて再度問いかけを行い、会話を深堀してユーザーの知りたい情報を特定していきます。時間を問わず手軽にアンケートを取れるのが魅力です。

自由回答にすることで、定型回答よりも多様な意見を把握できます。

チャットボットを利用したユーザーにアンケートを行う

チャットボットを利用したユーザーに向けて、回答表示後にアンケートを行う方法もあります。

たとえば、以下のような質問を表示します。

・回答に満足していますか?
・問題は解決できましたか?
・今後も利用したいと思いますか?

自然な流れでチャットボットに対する評価、ニーズ、改善点がわかるのが魅力です。

チャットボットアンケートのメリット

チャットボットアンケート パソコン 入力

チャットボットアンケートは会話形式で進行するため、回答者にストレスを与えにくく、リラックスした状態で意見を引き出せる点が魅力です。

以下にチャットボットアンケートのメリットを大きく2つ紹介します。

アンケートを収集しやすい

チャットボットアンケートは通常のアンケートに比べて、アンケートを収集しやすいのが特徴です。理由は以下の3つです。

・親しみやすい
・機会損失を防げる
・回答のハードルが低い

キャラクター性のあるチャットボットや会話形式を採用することで、ユーザーは親しみを感じられます。対人だと相手のリアクションや表情などを気にして、本来の意見を言いにくいケースもあるからです。

チャットボットアンケートに関する実証実験で「通常のアンケート等と比べて意見が言いやすかったと思いますか?」という質問を行った結果、半数以上が意見を言いやすいと感じたという結果も出ています。
参考:株式会社三菱総合研究所

また、チャットボットアンケートなら、ユーザーは24時間365日思い立った時すぐにアンケートに参加できるので、機会損失を防げます。

さらに、チャットボット利用後に満足度評価のアンケートを表示させれば、ユーザーはついでに回答できるのでアンケートのハードルを下げられます。

精度の高い回答を収集できる

チャットボットアンケ―トは回答情報を管理できるため、解決できなかった質問や回答に満足できなかった質問を把握できます。

そのため、アンケート結果を元に回答や質問の仕方を見直すことで、よりユーザーの悩みを解決できるチャットボットに育成できます。

また、AI機能を持ったチャットボットなら、回答を元に自分で学習し、自動でユーザーに寄り添った回答をしてくれるので便利です。

チャットボットアンケートを設置する流れ

チャットボットアンケートの設置 パソコン

チャットボットアンケートを設置する流れを紹介します。

1・目的・ターゲット設定
2・質問設計
3・データの収集・分析
4・結果の活用・改善

下記を参考にチャットボットアンケートを実際に設置してみましょう。

1.目的・ターゲット設定

まずはアンケートを行う目的とターゲットを設定します。

目的を新商品開発にしたり、ターゲットを新規ユーザーにしたり、設定方法はさまざまです。目的やターゲットがはっきりしていないと、必要な情報を得られず、調査結果をうまく活かせません。

2.質問設計

次に質問設計を行います。

特にチャットボットアンケートの質問は、短くわかりやすい質問にして、ユーザーにストレスをかけないようにしましょう。また、全体の質問設計に流れを作ることで、ユーザーが途中離脱しないようにすることも大切です。

3.データの収集・分析

質問ができたら、実際にアンケートを配信してデータを収集します。

データの収集方法は、自社の社員向けに行うのか、不特定多数向けに行うのかなどによって異なるため、事前に社内で相談しておきましょう。

データを収集したら、次は分析を行います。調査結果をグラフや表にまとめ、どのように活用するのか、どのように改善していくのかを検討しましょう。

4.結果の活用・改善

データの結果と分析を元に具体的な施策を考え、決定します。

また、「ユーザーはこの質問で離脱している」「選択肢が多すぎた」などアンケート実施によって得られたフィードバックを元に、アンケート自体の改善も行いましょう。

上記のサイクルを繰り返すことで、より精度の高いアンケートが可能になります。

チャットボットアンケートを活用するためのポイント

チャットボットアンケート キーボード
チャットボットアンケートを活用するためのポイントは以下の通りです。

・目的を明確にして質問の精度を上げる
・クロス集計でユーザーの細かいニーズを把握する
・ユーザーが利用しやすい場所に設置する

目的を明確にして質問の精度を上げる

目的を明確にすることで、意義のあるアンケートを作成できます。

たとえば、新商品開発のためのアンケートであれば「どのような機能が欲しいですか?」「どのくらいの価格帯の商品を買いますか?」など、新商品を売るために必要な質問を設定しましょう。

目的が曖昧だと、ユーザーが解釈を間違い、回答精度が下がってしまいます。また、アンケートの目的が明確であれば、調査結果をどのように役立てていくかを計画しやすいので、上手にPDCAサイクルを回せます。

クロス集計でユーザーの細かいニーズを把握する

アンケート結果を集計する際は、クロス集計を活用しましょう。

クロス集計とは、アンケートを集計する時に、2つ以上の観点でまとめる集計方法です。
この方法により、細かいユーザーニーズを把握できます。
たとえば、集計表の横を年齢、集計表の上側を満足度に設定すれば、どのような年齢のユーザーがどれくらい満足しているのかがわかります。

また、クロス集計は集計結果をわかりやすく可視化できるので、サービスの改善等に活用可能です。

ユーザーが利用しやすい場所に設置する

チャットボットはユーザーが利用しやすい場所に設置しましょう。ユーザーがよく利用する場所かつ邪魔にならない場所に設置することで、回答してもらいやすくなります。

たとえば、WEBサイトであれば、右下や左下に設置するのが一般的です。

クリックしたら立ち上がるチャットボットや、画面の開閉が自由で邪魔にならないチャットボットもあるので、ぜひ活用してみてください。

アンケート機能付きチャットボットおすすめ5選

アンケート機能付きチャットボット パソコン
アンケート機能付きチャットボットおすすめ5選は以下の通りです。

・自由度の高いシナリオレスチャットボット「コメンドリ」
・生成AIと定型AIのハイブリッド「KARAKURI」
・新規顧客の獲得から問い合わせ対応の効率化まで対応「hachidori」
・月額1万円・最短3日でスタート「さっとFAQ」
・カスタマーサポートに特化した高品質AI「AI Messenger」

それぞれ料金や特徴を紹介します。

自由度の高いシナリオレスチャットボット「コメンドリ」

チャットボットアンケート コメンドリ
シナリオレス型AIチャットボットサービス コメンドリ

コメンドリは自由度が高いシナリオレスのチャットボットです。

膨大な質問パターンを機械学習により理解することで、最適な回答を導き出してくれます。

コメンドリには「ユーザアンケート機能」があり、ユーザーはFAQに対する評価を行います。アンケート結果を表示順に反映してくれるので、改善に役立てられるのが魅力です。

料金

要問い合わせ

機能

・自然文検索

・文章のゆらぎ吸収

・自動絞り込み機能

・ユーザアンケート機能

・自己学習機能

・視覚的にわかりやすい回答

・有人対応連携

特徴

・シナリオ作成にかかる運用コストが不要

・対話型AIチャットボットでユーザーの利便性を向上

・SaaS型なので短時間かつ少ない負担で導入可能

公式サイト

https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/taiwa-faq.html

 

生成AIと定型AIのハイブリッド「KARAKURI」

チャットボットアンケート KARAKURI 

AIチャットボット満足度No.1-KARAKURI chatbot

KARAKURIはカスタマーサポートに特化したAIチャットボットです。

自動応答で顧客の悩み解決をサポートしてくれるので、問い合わせが増えても高品質な対応が可能です。また、チャットボット上にアンケートを作成できるので、効率的に情報収集ができます。

料金

要問い合わせ

機能

・AIが間違えやすい質問や回答を抽出、整理

・普段と違う質問が来た時に発動するアラート機能

・ダッシュボード機能

・フォーム・アンケート機能

特徴

・機械学習によりAIの精度が日々向上

・CRMとの連携で顧客対応の短縮が可能

・チャットボットと有人チャットの連携で顧客満足度を向上

公式サイト

https://karakuri.ai/

 

新規顧客の獲得から問い合わせ対応の効率化まで対応「hachidori」

チャットボットアンケート hachidori 

hachidori(ハチドリ)| プログラミング不要のチャットボット開発 ..

hachidoriはLINEやWEBチャットに対応したチャットボットです。

以下のようなシーンで活躍してくれます。

・新規顧客の獲得
・既存顧客の活性化
・社外からの問い合わせ対応の効率化
・社内での業務効率化

また、hachidoriはチャットの対話型アンケート・診断に対応しています。アンケートを元に会員情報、趣味嗜好、属性などをヒアリングできるので、マーケティングに役立てられるのが強みです。

料金

要問い合わせ

機能

・Q&A自動応答

・Q&Aテンプレ

・バナーや画像を使った回答

・API・LIFE連携

・会話データのデータベース化

・対話型アンケート・診断

・セグメントシナリオ

・有人チャット

・シナリオ・FAQ・辞書データベース編集

特徴

・自動応答や自動処理による効率化

・LINEによるEC、WEBチャットによる見積診断、LINE WORKSによる日報登録・予定参照

・初期フェーズから運用フェーズまで伴走支援

公式サイト

https://hachidori.io/

 

月額1万円・最短3日でスタート「さっとFAQ」

チャットボットアンケート さっとFAQ
月額1万円から”さっと”始めるFAQチャットボット

さっとFAQは月額1万円から始められるFAQチャットボットです。

さっとFAQを導入することで、以下のような効果が期待できます。

・お問い合わせの自動化による人件費削減
・お問い合わせの簡易化による資料請求率増加
・FAQの設置による社内対応の簡易化

また、一問一答はもちろんシナリオ形式の会話にも対応しているので、アンケート配信も可能です。さらに、Excelで作成できるので専門知識は不要です。

料金

エントリー:10,000円/月

ベーシック:30,000円/月

アドバンス:50,000円/月

機能

・会話データをExcelで作成

・シナリオ形式の対話にも対応

・分析に利用できるダッシュボード

・ビジネスチャット連携

特徴

・Excelから会話データを作成可能

・会話履歴からデータ分析が可能

・月額1万円~という優れたコストパフォーマンス

公式サイト

https://www.satfaq.jp/

 

カスタマーサポートに特化した高品質AI「AI Messenger」

チャットボットアンケート AI Messenger

AI Messenger Chatbot

AI Messengerはユーザーの問題解決に特化した高品質AIチャットボットです。

累計100社以上の運用実績を元に行う初期分析と運用コンサルで、最適なチャットボット設計が可能です。独自テクノロジーの活用やプロフェッショナルによるサポートで、チャットボット運用の効果を最大化してくれます。

また、フィードバック機能では、ユーザーからの評価を取得したり、自由記入のアンケートを設置したりできます。

料金

初期費用:50万円~

月額費用:15万円~

機能

・独自AI

・回答精度を向上させる独自テクノロジー「AI Compass」

・画像・動画の利用に対応

・フィードバック(アンケート)機能

・レポーティング

・API連携

・FAQページ構築・運用

特徴

・シナリオ型&一問一答のハイブリッドでユーザーの問題を効率よく解決

・各種CRMや有人チャットツールとの連携でさまざまな要望に対応

・FAQページの構築やチャットセンターなど便利なオプション

公式サイト

https://www.ai-messenger.jp/

 

チャットボットアンケート導入による成功事例

チャットボットアンケート導入 パソコン
チャットボットアンケート導入による成功事例を紹介します。

チャットボットアンケート導入によってどのような効果があるのか、ぜひイメージしてみてください。

多様な意見・深いレベルの意見の把握に成功「三菱総合研究所」

チャットボットアンケート事例 三菱総合研究所
MRI 三菱総合研究所

三菱総合研究所は新潟市と協力し「対話型ご意見聞き取りサービス」の開発を行いました。

スマートフォンなどを通じてAIと対話するチャットボットを使用し、市民ニーズを抽出したのです。結果、AIが何度も問いかけることで、より深いレベルの意見把握に成功します。
また、自由回答を設けることで、選択肢の数に限定されることなく多数の意見を把握できました。

さらに、アンケート調査よりも意見を言いやすいという回答を得られたり、幅広い時間帯で利用してもらえたり、さまざまな効果が得られています。

通常より7倍以上のPVを獲得「株式会社Maatto」

チャットボットアンケート事例 株式会社Maatto

株式会社Matto(マットー)

株式会社MattoでチャットボットKUZENを導入し、通常より7倍以上のPVを獲得しました。まず、株式会社Mattoでは、ゴルフファン向けの情報サイトを収益化する目標がありました。

そこで、チャットボットを用いて自社ユーザーへの独自アンケートを行います。たとえば「ラウンドにはどのくらいいきますか?」「どのくらいのスコアですか?」などの質問を投げかけるのです。回答からユーザーのニーズを把握し、記事化したところ、通常の7倍以上のPV獲得に成功しました。

さらに、チャットボットはどこからでも利用できるので、取材などのコスト削減にも寄与しました。

アンケートを実施するならformrunもおすすめ

本記事ではチャットボットアンケートについて詳しく解説しました。

チャットボットアンケートを活用することで、アンケートの回収率を上げ、精度の高い回答を収集できます。効率的にアンケート収集を行いたい方はぜひ活用してみてください。

また、アンケートを取るなら「formrun」もおすすめです。


「formrun」はフォーム作成ツールで、0円からアンケート作成ができます。
formrunの魅力は以下の通りです。

・初期費用0円
・永久無料プランあり
・有料プランの無料トライアル

基本機能だけであれば永久に無料で利用できます。もし、よりアンケートを作り込みたい場合は、後から有料プランに移行することも可能です。

まずは無料トライアルでアンケートを作成してみましょう。