B2B決済おすすめサービス8選!比較方法や導入のメリットを解説

B2B決済サービスとは?導入のメリットやおすすめのサービス7選をご紹介【2025年最新版】 注文決済

「請求書発行、入金確認、督促業務などの経理業務を効率化したい」
「自社に合うB2B決済サービスを知りたい」

B2B決済サービスの導入を考えている方は、上記のような悩みを抱えている場合も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではB2B決済サービスの概要を踏まえた上で、B2B決済サービスを使うメリット・デメリットなどを解説します。おすすめのB2B決済サービスもご紹介しますので、最後までご覧ください。

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決済業務の効率化やB2B商流のデジタル化を進めたい企業の方は、ぜひformrunをご活用ください。

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B2B決済サービスとは?

B2B決済サービスとは?

B2B決済サービスとは、企業間取引での請求業務や決済業務を効率化し、未回収リスクの軽減やキャッシュフローの改善を支援するサービスです。

B2Bの取引では、高額かつ継続的な商取引が発生するケースが多く、「支払いまでに時間がかかる」「請求処理に手間がかかる」といった課題が存在します。こうした背景から、近年ではB2B決済の効率化が多くの企業にとって重要なテーマとなっています。

とくに代表的な決済手段として「掛け払い(後払い)」があります。掛け払いとは、取引完了後に請求書を発行し、一定の支払期日内に振込などで決済を行う方法です。仕入れ先の負担を軽減しながら販売機会の損失を防げるため、B2Bビジネスにおいて広く利用されています。

しかし掛け払いには、未回収リスクや与信管理、請求・入金確認の手間といった課題もあり、これらを解決する手段として活用されるのがB2B決済サービスです。

また、B2B決済サービスの中には、このような決済業務をまとめて代行する「決済代行サービス」も含まれます。決済代行サービスを利用することで、企業は与信審査・請求書発行・代金回収・督促といった一連の業務を外部に委託でき、経理業務の効率化と人為的ミスの防止が可能になります。

このように、B2B決済サービスは単なる決済手段の提供にとどまらず、企業間取引に関わる業務全体を支援する機能を備えており、スムーズで安全な取引環境の構築に寄与します。

B2B決済サービスを使う4つのメリット

B2B決済サービスを使う4つのメリット
B2B決済サービスを使うメリットは、主に下記の4つです。

  • 支払い状況や入金状況をリアルタイムで確認できる
  • 掛け払い(後払い)や分割払いに対応している
  • 不正取引や情報漏洩のリスクを低減できる
  • 手動処理によるミスや時間的コストを削減できる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

支払い状況や入金状況をリアルタイムで確認できる

B2B決済サービスを利用すれば、 支払い状況や入金状況をリアルタイムで確認できるため、未入金や遅延入金の早期発見が可能となり、迅速な対応によるキャッシュフローの改善が期待できます。

リアルタイムでの確認機能により、企業は取引先ごとの支払い期限や入金日を正確に把握可能です。これにより、未回収債権の管理が効率化され、督促業務の負担が軽減されるほか、資金繰りの計画性が向上します。

掛け払い(後払い)や分割払いに対応している

B2B決済サービスを利用すれば、 掛け払い(後払い)や分割払いに対応できるため、高額取引の成立や顧客層の拡大が可能となり、売上増加やビジネスチャンスの拡大につながります。

掛け払いや分割払いは、買い手の財務負担を軽減し、高額商品やサービスを購入しやすくするため、販売期間の損失を防ぎます。また、売り手にとっては複数の取引をまとめて請求できるため、経理業務の効率化が図れるほか、与信管理による未回収リスクの軽減が可能です。

不正取引や情報漏洩のリスクを低減できる

B2B決済サービスを利用すれば、不正取引や情報漏洩のリスクを低減でき、安全で信頼性高い取引環境を構築できます。

B2B決済サービスでは、暗号化技術や不正検知システム、多要素認証などの高度なセキュリティ対策が導入されています。これにより、取引データや顧客情報の保護が強化され、不正利用やデータ侵害のリスクが軽減可能です。また、法令遵守機能が備わっているため、規則対応も容易です。

手動処理によるミスや時間的コストを削減できる

B2B決済サービスを利用すれば、手動処理によるミスや時間的コストを削減し、業務効率を向上させられます。

B2B決済サービスでは、請求書発行や支払い処理の自動化が可能であり、手作業によるデータ入力ミスが防止可能です。また、これらの業務にかかる時間が短縮されることで、従業員はより戦略的な業務に集中できるようになります。

電子決済や自動化ツールを活用すれば、リアルタイムでの追跡と管理が可能となり、透明性も向上します。

B2B決済サービスを使う2つのデメリット

B2B決済サービスを使う2つのデメリット
B2B決済サービスを使うデメリットは、主に下記の2つです。

  • 取引量が多い場合は手数料が高額になることがある
  • 与信審査によって取引額の上限が設定される

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

取引量が多い場合は手数料が高額になることがある

B2B決済サービスの手数料は通常、取引額に応じて発生します。 取引量が増えるとその分手数料も比例して増加するため、とくに高額取引や頻繁な取引を行う企業にとっては負担が大きくなるため注意が必要です。また、日本では決済手数料が海外と比較して高めに設定されていることもあり、コストがさらに増加する傾向があります。

たとえば、日本のB2B決済サービスでのクレジットカード決済手数料は2~10%程度とされており、大量の取引を行う企業ではその負担額が大きくなる場合があります。

与信審査によって取引額の上限が設定される

B2B決済サービスでは、 与信審査で取引額の上限が設定されるため、高額取引や取引量の多い場合に、サービスを利用できないケースがあります。

与信審査は、取引先の信用度や支払い能力を評価し、未回収リスクを回避するために行われます。その結果、取引先ごとに与信限度額が設定されますが、上限額を超える取引は認められないため、とくに高額取引や急激な取引増加がある場合には制約になる場合があるため注意が必要です。

与信限度額の設定は慎重に行われるため、柔軟性に欠ける場合があります。

B2B決済サービスを選ぶ際に確認したい3つのポイント

B2B決済サービスを選ぶ際に確認したい3つのポイント
B2B決済サービスを選ぶ際には、下記の3つのポイントを確認しましょう。

  • 幅広い決済方法に対応しているか
  • セキュリティ対策は万全か
  • 同業種での導入実績や大企業との取引実績が豊富か

それぞれのポイントを詳しく解説します。

幅広い決済方法に対応しているか

B2B決済サービスを選ぶ際に幅広い決済方法に対応しているか確認すれば、取引際の多様なニーズに応えられ、取引機会の拡大や顧客満足度の向上が期待できます。

企業間取引では、取引先ごとに好まれる決済方法が異なるため、特定の決済方法に限定すると取引機会を逃す可能性があります。複数の決済方法に対応すれば、銀行振込やクレジットなど複数の選択肢を提供でき、取引先が最適な決済方法を選べる柔軟性を確保可能です。

セキュリティ対策は万全か

B2B決済サービスを選ぶ際には、セキュリティ対策が万全であるかを確認すれば、情報漏洩や不正利用のリスクを軽減し、安全な取引環境を確保可能です。

B2B決済サービスは企業間で高額な取引が行われるケースが多いため、セキュリティの欠如が重大な損害につながる可能性があります。暗号化技術や多要素認証、不正検知システムなどの最新のセキュリティ対策を導入しているサービスを選べば、取引データや機密情報の保護ができ、取引先の信頼性向上にもつながります。

同業種での導入実績や大企業との取引実績が豊富か

B2B決済サービスを選ぶ際に、同業種での導入実績や大企業との取引実績が豊富かを確認すれば、サービスの信用性や自社への適合性を判断しやすくなります。

導入実績が豊富なサービスは、同業種での利用事例や大企業との取引経験を通じて、業界特有の課題への対応力やノウハウが蓄積されています。これにより、自社が抱える課題にも適切に対処できる可能性が高くなるでしょう。

大企業との取引実績はサービスの信頼性や安定性を示す指標となり、安心して導入ができます。

【厳選】おすすめのB2B決済サービス8選

おすすめのB2B決済サービスを8つご紹介します。

  • formrun
  • NP掛け払い
  • Paid
  • マネーフォワード 掛け払い
  • SAGAWA B2B決済サービス
  • SEIKYU+
  • サブスクペイ
  • クロネコ掛け払い

それぞれのサービスの特徴を詳しく解説します。

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formrun(フォームラン)は、決済機能を搭載したフォームをノーコードで作成できるフォーム作成ツールです。

B2Bビジネスにおける受注〜請求のフローを一元管理でき、特に「少人数で運営するチーム」「多様な決済方法を提供したい事業者」に最適です。

formrunでは、B2B決済で便利な以下の機能が備わっています。

  • 多様な決済方法に対応
  • フォームの埋め込み・共有が簡単
  • 高度なセキュリティで安心

多様な決済方法に対応

formrunは、クレジットカード決済はもちろん、口座振替・コンビニ払い・PayPayなど、主要な決済手段に対応しています。

月謝制・継続課金などに使えるサブスクリプション決済にも対応しており、スクールや会費徴収ビジネスなどにも活用可能です。

formrunの決済方法

豊富な注文フォームのテンプレートも用意されているので、専門知識がなくても決済付きフォームがすぐに公開できます。請求情報・決済ステータスはダッシュボード上で自動集計され、請求業務の効率化にもつながります。

formrunの注文フォームの詳細はこちら
>>formrunの決済フォームとは?

フォームの埋め込み・共有が簡単

formrunで作成したフォームは、URL・QRコード・HTML埋め込みタグの3種類の方法で即時に共有可能です。生成されるURLは任意の文字列にカスタマイズでき、ブランドや用途に合わせた導線設計が可能です。

また、コーポレートサイトやサービスLPの一部として埋め込みができるため、問い合わせ・申込・決済までをサイト内で完結させる運用が実現します。

高度なセキュリティで安心

formrunは、ISO 27001(ISMS)およびプライバシーマークの取得をはじめ、SSL/TLS通信、24時間365日の監視体制といった法人利用に求められる水準のセキュリティ機能を完備しています。

入力情報はすべて暗号化されて保存されるため、個人情報・企業情報・決済情報を安心して取り扱えます。そのため、法令対応や顧客との信頼性確保が重要なB2B取引にも適しています。

NP掛け払い|個人事業主や中小企業なども対象に含めた柔軟な与信管理

NP掛け払い|個人事業主や中小企業なども対象に含めた柔軟な与信管理

「NP掛け払い」は、請求業務の代行から未回収リスクの保証まで対応するB2B決済サービスで、とくに中小企業や個人事業主を含む幅広い取引先との掛売り取引を効率化したい企業におすすめです。

「NP掛け払い」は、与信審査・請求書発行・代金回収・督促などの業務を一括で代行し、経理担当者の負担を軽減します。また、未回収リスクを保証する仕組みがあるため、売上金の確実な回収が可能です。

さらに、与信通過率が99%と高く、多様な業種・業界に対応している点も魅力です。

Paid|幅広い支払い手段に対応

Paid|幅広い支払い手段に対応

「Paid」は、与信審査から請求書発行、代金回収、未回収リスクの保証まで一括で対応するB2B決済サービスで、請求業務の効率化と未回収リスクゼロを実現したい企業におすすめです。

「Paid」は、請求業務全般を代行するため、経理担当者の負担を軽減できます。また、未払いが発生した場合でも100%代金を保証する仕組みがあるため、売掛金の回収リスクを排除できます。さらに、予算審査が迅速かつ柔軟で、小口取引から大口取引まで幅広く対応可能です。

マネーフォワード 掛け払い|他システムとの連携も可能

マネーフォワード 掛け払い|他システムとの連携も可能

「マネーフォワード 掛け払い」は、与信審査から請求書発行、代金回収、未回収リスクの保証まで一括で対応する企業間後払い決済サービスです。請求業務の効率化とキャッシュフローの安定化を実現したい企業におすすめです。

「マネーフォワード 掛け払い」は、高精度な自動与信審査を導入しており、審査通過率99%を実現しています。また、100%入金保証を提供するため、貸し倒れや入金遅延のリスクを排除できます。さらに、請求業務をアウトソースしてバックオフィスの業務負担を軽減し、少人数でも効率的に運用できる点が特徴です。

SAGAWA B2B決済サービス|小規模事業者でも使いやすい料金体系

SAGAWA B2B決済サービス|小規模事業者でも使いやすい料金体系

「SAGAWA B2B決済サービス」は、未回収リスクの保証や与信審査の代行を通じてキャッシュフローの安定化を実現するサービスです。

「SAGAWA B2B決済サービス」は、販売代金を保証する仕組みを整えており、取引先が倒産した場合でも確実に代金を回収できます。また、与信審査を迅速に行い、小口顧客や遠方の顧客との取引機会を拡大できる点が特徴です。

与信審査は原則即日回答であり、取引先ごとに利用限度額を柔軟に設定できるため、大口取引にも対応可能です。

SEIKYU+|既存システムや独自開発システムとのAPI連携が可能

SEIKYU+|既存システムや独自開発システムとのAPI連携が可能

「SEIKYU+」は、与信審査から請求書発行、入金管理、未入金フォローまでを一括で代行し、売掛金の保証を提供するクラウド型B2B請求代行サービスです。初期費用0円で導入できるため、小規模な事業者に適しています。

「SEIKYU+」は、取引先の審査通過率が高く、新規顧客開拓や継続的な取引が容易になります。また、未入金リスクをゼロにする仕組みがあるため、安心して掛売りを導入できる点がメリットです。

API連携による自動化機能を活用すれば、請求業務が効率化できます。

サブスクペイ|サブスクリプションビジネスに特化

サブスクペイ|サブスクリプションビジネスに特化

「サブスクペイ」は、継続課金や自動決済を効率化し、顧客管理や売上予測まで一元管理できるB2B決済サービスであり、サブスクリプション型ビジネスを展開する企業におすすめです。

「サブスクペイ」は、クレジットカード決済や口座振替、銀行振込など多様な決済手段に対応し、顧客のニーズに合わせた柔軟な課金モデルを設計可能です。また、自動課金機能やリトライ決済機能を備えており、支払い遅延のリスクを軽減できます。

顧客情報や売上データのリアルタイム分析もできるため、解約防止や事業成長に向けた施策を迅速に実行できます。

クロネコ掛け払い|ヤマトグループが提供するB2B決済サービス

クロネコ掛け払い|ヤマトグループが提供するB2B決済サービス

「クロネコ掛け払い」は、与信審査から請求書発行、入金管理、督促業務までを一括で代行し、売掛金を保証するB2B決済サービスです。

「クロネコ掛け払い」は新規取引先や遠方企業、個人事業主との初回取引でも掛売りが可能で、迅速な与信審査が特徴です。また、未回収リスクを保証するため、売掛金の不安を解消しつつ営業活動に集中できます。さらに、請求業務をアウトソーシングすれば業務効率化が図れます。

自社の業種や規模に合ったB2B決済サービスを導入しましょう!

自社の業種や規模に合ったB2B決済サービスを導入しましょう!
B2B決済サービスは、企業間取引での支払い業務を効率化し、未回収リスクを軽減できるサービスです。さらに、多様な決済手段への対応やリアルタイムでの支払い状況確認機能により、取引先のニーズに柔軟に応えながらキャッシュフローの安定化を図れます。

一方で、取引量が多い場合には手数料が高額になる可能性や与信審査による取引額の上限設定などのデメリットも存在します。そのため、自社の取引規模や業種に適したサービスを選ぶことが重要です。

ニーズに合ったB2B決済サービスを導入して、企業間取引を円滑化しましょう。

しかし、B2B決済を効率化したい場合には、現在使用しているフォーム作成ツールの機能が不十分に感じられることもあるでしょう。その場合、formrunを使えば下記の4つのメリットがあります。

  • 簡単に回答できる決済機能付きフォームがコード無しで簡単に作成できる
  • カード決済や、口座振替を始めとしたさまざまな決済が用意されている
  • 決済手数料は業界最安値水準の2.99%~を実現している
    ※ECプラットフォーム業界大手3社の2024年6月時点の決済手数料を比較(当社調べ)
    ※fincodeと連携をした場合の手数料
  • 柔軟にデザインを変更できるため、サイトやブランドにあった決済付きフォームが簡単に作成できる

無料での利用も可能なため、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
Sansan、BASE、hey、DMMなど幅広い規模の企業に導入されており、自社に最適なフォームを作ることが可能です。


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