卒論アンケートの集め方3選を解説!卒論アンケートに適しているテーマや例文も解説

卒論アンケートの集め方3選を解説!卒論アンケートに適しているテーマや例文も解説 アンケート

卒論でアンケート調査を行う学生の多くが悩むのが、

  • どうやって回答者を集めればいい? •
  • 何件くらい必要なの?
  • 依頼文や質問項目はどう作ればいい?

という点です。
実は、卒論で必要なアンケートは、ポイントを押さえれば学生でも短期間で集められます。

この記事では、 卒論アンケートの集め方から、必要件数の根拠、回答が増えるコツ、依頼文・質問テンプレまで、卒論に必要な知識だけを厳選してまとめました。

formrunを使えば、卒論アンケートの“面倒な部分”が一気に楽になります。

  • アンケートのフォームはドラッグ&ドロップ操作で完成
  • 回答の集計はすべて自動でグラフ化され、集計作業に時間を取られません
  • URL・QRコードもワンクリックで自動生成されるので、SNS・ゼミ・掲示板での共有が簡単
  • 条件分岐で、回答者ごとに表示する質問を変えられるため、“質問数は多いのに短く見えるフォーム” が作れて 回答率が大幅にUP 
  • マトリクス形式を使えば、複数の質問を1画面にまとめられ、負担なく答えてもらえます。

さらに、学生でも安心して使える料金体系。 
無料プランは“期限制限なしで永久利用OK”

有料プランも 14日間の無料トライアルから始められ、勝手に課金される心配なし
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卒論のアンケートの集め方3選

卒論のアンケートの集め方3選

卒論のアンケートの集め方は、主に以下の3つです。

  • セルフ型アンケートツールを使う
  • 周囲の人に依頼する
  • 調査会社に依頼する

卒論のアンケートの集め方をそれぞれ見ていきましょう。

セルフ型アンケートツールを使う

Web上でアンケートを作成し、調査会社のモニターに回答してもらえる方法です。
短期間で確実に集まり、属性指定も簡単なため、卒論で「特定の人に聞きたい」場合に最適です。

項目内容
できること質問作成、属性指定、モニター配信、自動集計
向いている場面SNSや友達では対象が集まらない/早く100件以上集めたい
おすすめな人心理・マーケ系など属性が重要なテーマの学生/短期間で確実に集めたい人
主なツール例Fastask、Freeasy、CREATIVE SURVEY など

周囲の人に依頼する

友達・知人・家族へURLやQRコードを送って回答を依頼する方法です。
無料で気軽に協力してもらえるため、最も取り組みやすく、短時間で20〜30件集まることも多いです。

項目内容
できることURL共有、SNS拡散、QRコード配布で依頼
向いている場面まず50件程度の回答を集めたい/学生向けテーマ(SNS、学習、生活)
おすすめな人費用をかけたくない学生/友達に頼みやすい人
主なツール例formrun,Googleフォーム,Microsoft Forms

調査会社に依頼する

アンケート設計から集計、レポート作成まで専門家が対応する方法です。
精度が高く、専門職対象の調査に向いていますが、費用や時間はやや多く必要になります。

項目内容
できること設計・配信・回収・集計・分析レポートまで一括依頼
向いている場面医療職や専門職など特定対象が必要/教授から正確なデータが必要と言われている
おすすめな人予算がある学生/専門性の高いテーマの学生
主なサービス例マクロミル、インテージ、クロス・マーケティング

卒論でアンケートを集める手順

卒論でアンケートを集める手順

卒論でアンケートを集める手順は、主に以下の通りです。

  1. アンケートの目的と対象者を決める
  2. 調査方法を決める
  3. アンケートを実施する

卒論でアンケートを集める手順をそれぞれ見ていきましょう。

アンケートの目的と対象者を決める

卒論でアンケートを集める場合は、最初にアンケートの目的と対象者を決めます。

例えば、「保育士の実態」に関するアンケートを実施したい場合、対象者は「保育士」になるため、周囲の保育士や保育士にアプローチできる方法の検討が必要です。

アンケートは、目的に応じて対象者や実施方法も異なってくるため、最初の段階で明確に決めておくようにしましょう。

調査方法を決める

続いて、調査方法を決めます。

例えば、インターネットを使って調査を行う場合でも、ただインターネットを使うのではなく「アンケートフォームの誘導方法」「アピールする媒体の選択」などの検討が必要です。

周囲の人に依頼して調査する場合でも、知人に聞くのか、不特定多数の学生に聞くのか、など検討する項目があります。

アンケートは、できるだけ自分に適している方法で実施するのが最適です。

アンケートを実施する

実際にアンケートを実施します。

順調に回答が集まっていけば、回答結果を集計・分析して卒論のためにレポート作成を進めますが、十分に回答が集まらない場合は実施方法の改善が必要です。

改善後に回答率が上がり必要な分の回答が収集できれば、アンケートを終了し卒論にまとめていきます。

詳しくは以下の記事で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
>>【初心者必見】わかりやすいアンケートの作り方と改善ポイント

卒論で行うアンケート調査に向いている・向いていないテーマとは?

卒論で行うアンケート調査に向いているテーマ

卒論でアンケート調査を行う場合、もっとも重要なのは 「多くの人が回答しやすいテーマを選ぶこと」 です。回答者が答えやすいテーマほどデータが集まりやすく、分析・考察もしやすくなります。

卒論アンケートに向いているテーマ一覧

卒論アンケートに適したテーマは、主に次の 6つのカテゴリ に分類できます。
卒論アンケートでは、多くの人が回答しやすく、数値化・比較がしやすいテーマが向いています。

カテゴリ向いている理由具体的なテーマ例
社会・心理系(意識・価値観)経験不要で、考え方や感じ方で答えられる。5段階評価にしやすい。SNS利用とストレス、幸福度、色やデザインの印象、自己肯定感、対人関係の悩み
一般論・社会認識系社会常識として答えられるため、回答率が高い。働き方改革のイメージ、人材不足の背景認識、ジェンダー意識、地域コミュニティの印象
生活・ライフスタイル系“自分の日常”を答えるだけなので協力が得やすい。スマホ利用、生活満足度、睡眠・運動習慣、食生活、アルバイト満足度
教育・学習・大学生活系大学生が回答しやすい領域でデータが集まりやすい。オンライン授業の満足度、学習時間と成績、大学のサポート体制評価、サークル活動の影響
マーケティング・消費行動系数値化・比較をしやすく分析が簡単。広告デザインの印象、購買意欲、ブランドイメージ、サブスク利用、キャッシュレス意識
働き方・キャリア観系社会経験がなくても「イメージ」で答えられる。理想の働き方、働きたい企業の条件、キャリア観の男女差、将来の不安・期待

卒論アンケートに不向きなテーマ一覧

卒論アンケートに不向きなのは、回答者が限られたり、専門知識が必要だったり、一般の人が答えられないテーマです。

カテゴリ不向きな理由具体的なNGテーマ例
専門知識が必要なテーマ知識がないと回答できないため、回答率が著しく低くなる。医療現場の改善策、介護現場の効率化、保育士の専門業務評価
特定企業・自治体の内部事情を聞くテーマ回答者が限定されすぎて、ほとんどデータが集まらない。〇〇社の新規事業評価、〇〇市の政策効果、特定企業の満足度調査
経験者でないと答えられないテーマ対象者が極端に少なく、SNSや学内で集められない。保育士だけに聞く課題調査、営業職の営業課題、医療従事者の負担評価
高度な専門分野(科学・工学・法律など)回答内容があいまいになり“使えるデータ”にならない。AIアルゴリズム評価、法律制度の問題点、環境政策の効果検証
特定地域・特定団体限定のテーマ回答者が偏りやすく、そもそも人数が確保できない。○○商店街の利用満足度、○○自治体の施策認知度
抽象的すぎて測定困難なテーマ質問設計が難しく、分析に使えるデータにならない。幸せとは何か、人生の価値観、社会の理想像

今回の一覧は「回答が集まりやすいテーマの傾向」を示したものです。
すでにテーマが決まっている場合でも、質問の作り方や集め方を工夫すればアンケート調査は十分に成立します。

この後の章では、あなたのテーマに合わせて使えるアンケートの集め方・設計のポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アンケート調査を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>> アンケート調査とは?種類や進め方、活用方法から成功させる3つのコツを解説

卒論アンケートを依頼する例文

卒論アンケートを依頼する例文

卒論アンケートを依頼する際の例文は、主に以下の通りです。

私は〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年の〇〇 〇〇です。

現在、卒業論文のテーマとして〇〇に関する研究をしています。

この〇〇に関する研究をするにあたってアンケートを取らせて頂いております。

アンケートの対象者としては、〇〇(職業や年齢・男女など)になり、つきましては大変お手数ですが、添付のアンケートにお答えいただきご返信頂ければ幸いです。

なお、ご回答いただきましたデータは、今回の卒業論文のみで利用するとし、それ以外での活用はありませんのでご安心ください。

卒論のアンケートの集め方に関連するよくある質問

卒論のアンケートの集め方に関連するよくある質問

卒論のアンケートの集め方に関するよくある質問をまとめました。それぞれの質問と回答を見ていきましょう。

卒論アンケートの質問項目はどのように決めればいいですか?

卒論アンケートの質問項目は、回答者ができるだけ悩まずに回答できる内容の質問を設置するのが最適です。

例えば、海外旅行に関する質問をする場合、「海外には頻繁に行った経験がありますか?」だと、「頻繁」の基準が人それぞれ異なるため、回答に悩む方が多くなります。

しかし、「海外に行った経験はありますか?」だと、「行った」「行っていない」の2択になるため、悩まずに回答が可能です。

そのため、同じ内容の質問でも回答者目線で質問文を考えて設置しましょう。

卒論アンケートの回答が集まらない時の対処法はありますか?

卒論アンケートの回答が集まらない時は、主に以下の対処法がおすすめです。

  • メールを使って個人的に依頼メールを送る
  • QRコード付きのチラシを配布して、読み込んで回答してもらう
  • 該当アンケート形式で直接聞き込みを行う

Webアンケートのみでアンケート調査ができれば、時間や労力をかけずに回答を集められますが、必ずしもWebアンケートのみで完了できるとは限りません。

回答が集まらない時は、アナログな方法を使って集めるのもおすすめです。

卒論アンケートの回答を水増しするのは問題ありませんか?

アンケートの回答を水増しすれば回答率や回答数が増加しますが、有益な回答の割合低下や不適切な回答の増加につながります。

回答の総数自体は多くなっても、実際に卒論で活用できる回答が少なくなります。また、卒論としての質も低下してしまうため、回答は水増しせずにありのままの状態にしておくのがおすすめです。

卒論アンケートの依頼文はGoogleフォームで作成できますか?

Googleフォームから卒論アンケートの依頼文の作成は行えませんが、依頼文の設置は可能です。

Googleフォームからフォーム作成画面を開きアンケート名を決めた後、フォームの説明欄に依頼文を入れます。

「フォームの説明」にアンケートの依頼をお願いする文を記載すると、アンケートフォームを見た方は最初に依頼文が目に留まるため、依頼文としての役割を果たせます。

Q5. 卒論アンケートは何問くらいが適切ですか?

卒論アンケートは 10〜15問程度 がもっとも回答されやすく、分析しやすいボリュームです。

質問数が多いと途中離脱が増えるため、必要な項目に絞ることが大切です。

目安:

  • 選択式:7〜10問
  • 5段階評価:2〜4問
  • 自由記述:1〜2問(最大でも2問)

特にSNS募集の場合は、「1〜2分で終わる内容」にすると回答率が大きく上がります。

Q6. 卒論アンケートに個人情報は含めても大丈夫ですか?

卒論アンケートでは、名前・住所・連絡先などの個人情報は聞かないのが基本です。

個人を特定できる質問は倫理的にも避けるべきで、大学から指導されることも多いです。

安全に実施するためには以下を守ると安心です。

  • 氏名・住所・電話番号・メールアドレスは聞かない
  • 設問冒頭に「卒論研究のみで利用し、匿名で扱います」と明記する
  • 属性情報は “ざっくりした範囲” で聞く(例:20〜22歳、大学◯年生など)

卒論アンケートの集計が簡単に行えるフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!

フォーム作成ツール「formrun」もおすすめ!

卒論のアンケートは、「作る」「配布する」「集める」「集計する」まで、何かと手間がかかります。

formrun(フォームラン)なら、これらの作業をほぼすべて自動化でき、短期間で必要件数を集められるフォームが誰でも作れます。 formrunの主な特長は次の通りです。

  • アンケート回答の集計も自動でできる
  • フォーム作成がコード不要で簡単にできる
  • アンケートを見やすくできる

それぞれの特徴を見ていきましょう。

アンケート回答の集計も自動でできる

formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。

自動でデータをグラフ化、自動で回答データを一覧化できるため、簡単な集計・確認作業はformrunで完結します。

また、Googleスプレッドシートと連携したデータ集計やExcelファイルへのエクスポートも可能なため、より複雑な集計作業も可能です。

これまでアンケート回答状況の報告に集計の手間がかかっていた方は、ぜひformrunでアンケートフォームを作成し、集計作業まで効率化してみてください。

アンケートフォーム作成がコード不要で簡単にできる

マウスだけの簡単な操作中心でフォーム作成ができるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。

同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べても細かい設定まで機能が豊富となっています。

メールアドレスがあれば無料登録可能!無制限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。

テンプレートはこちらからご覧ください。
>> テンプレート一覧

アンケートを見やすくできる

同じ回答選択肢の設問を繰り返す場合に利用できるマトリクス選択によって、アンケートを格段に見やすくすることが可能です。

回答者側:質問を人目で確認することができたり、一度に複数の質問に答えたりできるため、回答にかかる時間が大幅に短縮される

作成者:回答にかかる時間が短縮されるため回答率を上げるだけでなく、同じ尺度で複数の項目を評価することでデータの一貫性が保たれるため、データ解析が行いやすくなる

アンケートに合わせたマトリクス形式を使った活用例などもあるためぜひ利用してみてください。

Googleフォームとformrunの違いは?

卒論アンケートを作成する際に、「Googleフォームとformrunのどちらがいいですか?」 という質問は非常によくあります。

どちらも無料で利用できますが、目的や求める機能によって向き・不向きが異なります。
以下に、卒論利用を想定した比較をまとめました。

項目Googleフォームformrun
フォーム作成のしやすさ○:シンプル操作で作成しやすい◎:直感的に操作でき、配置や調整もしやすい
デザイン性・見やすさ△:必要最低限のデザインでシンプル◎:レイアウトや余白が整い、回答者にとって見やすい
条件分岐の設定△:設定は可能だが、画面遷移や操作がやや複雑◎:視覚的に条件をつくれて、初心者でも設定しやすい
マトリクス形式(複数質問をまとめる)△:機能はあるが、見た目がやや味気ない◎:視認性が高く、複数項目を一度に回答できる
スマホでの見やすさ○:標準でスマホ対応している◎:スマホ最適化が強く、長いフォームでも見やすい
QRコードの作成×:外部サイトで生成が必要◎:自動生成され、そのまま学内配布に使える
自動集計・グラフ化○:基本的なグラフは自動作成される◎:グラフ・一覧の視認性が高く、分析しやすい
回答率の上がりやすさ△:シンプルで回答しやすいが工夫が必要◎:”見やすい×短く見える” 設計で回答率が高くなりやすい
無料で使えるか◎:Googleアカウントがあれば完全無料◎:無料プランが永久利用OK&自動課金なし

卒論アンケートを多く集めてデータ活用をしよう!

卒論アンケートを多く集めてデータ活用をしよう!

卒論で行うアンケートで集めた回答数や活用できる回答が多くあれば、質の高い卒論作成が可能です。ただ、卒論アンケートに適さないテーマを選んだ場合や回答しにくい質問内容を設置した場合は、回答数の低下につながります。

卒論でアンケートを実施する場合、できるだけ有益な回答を多く集めたいと考える方が多いですが、テーマや質問内容を検討しなければ効果は期待できません。

これから卒論に向けてアンケートの実施をする方は、テーマの選定や実施方法、質問内容などを十分に検討してアンケートを作成しましょう。

formrunは、アンケート作成から共有・集計までを一つのツールで効率化できるフォーム作成サービスです。

  • アンケート回答の自動集計(グラフ化・一覧化がワンクリック) 
  • URL・QRコードの自動作成でSNSや学内共有がスムーズ
  • 条件分岐で回答者に合った質問だけを表示
  • マトリクス形式でフォームをコンパクトにし、回答率を向上
  • 50万人以上が利用する信頼性の高いサービス
  • 安心・安全のセキュリティ体制(ISMS認証取得、通信暗号化など)

無料プランは永久利用可能で、トライアル後の自動課金もありません。 学生でも安心して始められるのが大きな特長です。
卒論アンケートの負担を少しでも軽くしたい方は、ぜひ一度試してみてください。