同じ回答選択肢の設問を繰り返す場合に利用できるマトリクス選択によって、アンケートを格段に見やすくすることが可能です。
回答者側:質問を人目で確認することができたり、一度に複数の質問に答えることができるため、回答にかかる時間が大幅に短縮される
作成者:回答にかかる時間が短縮されるため回答率を上げるだけでなく、同じ尺度で複数の項目を評価することでデータの一貫性が保たれるので、データ解析が行いやすくなる
アンケートに合わせたマトリクス形式を使った活用例などもあるのでぜひ利用してみてください。
アンケートを作成している方の中には「選択肢を4段階で表記する方法が分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
選択肢を4段階で表記する場合、「満足している」「やや満足」「あまり満足していない」「満足していない」のように表記することが一般的です。
そこで、本記事ではアンケートにおいて選択肢を3,4,5段階で表記する際の例、アンケートにおける4件法と5件法などを解説します。
また、フォーム作成を効率化したい場合、フォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。formrunを使用するメリットは下記の7つです。
- プログラミング不要
- アンケートの回答の集計が自動でできる
- 共有や埋め込みが簡単
- 条件分岐で回答数を変えないまま回答者に合った質問を出し分けることが可能
- マトリクス形式の回答
- 無料プランは永久で利用可能
- 有料プランも無料でトライアル可能でその後自動で請求が始まることはない
ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」を利用すれば、複数人でデザイン性の高いフォームを管理できます。
▼formrunではクリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計が簡単に行えます。詳しくはこちらをご覧ください。
目次
アンケートにおいて選択肢を4段階で表記する際の例
アンケートにおいて選択肢を4段階で表記する際の例をご紹介します。具体的には下記のように選択肢を表記しましょう。
- 満足している
- やや満足
- あまり満足していない
- 満足していない
4段階で選択肢を表記する場合、「どちらでもない」の選択肢を表記しません。そのため、アンケート結果を分析する際、回答者の回答傾向が明確に分かるという特徴があります。
アンケートにおいて選択肢を3段階で表記する際の例
アンケートにおいて選択肢を3段階で表記する際の例をご紹介します。具体的には下記のように選択肢を表記しましょう。
- 満足している
- どちらともいえない
- 満足していない
選択肢を3段階で表記する場合、回答の選択肢がはっきりとしているため、回答者は選択肢を選ぶ負担が少なくなります。しかし、「やや満足している」や「あまり満足していない」の選択肢が無いため、回答者の意見を詳細に収集できない点に注意が必要です。
アンケートにおいて選択肢を5段階で表記する際の例
アンケートにおいて選択肢を5段階で表記する際の例をご紹介します。具体的には下記のように選択肢を表記しましょう。
- 非常に満足
- 満足
- 普通
- 不満
- 非常に不満
選択肢を5段階で表記する場合、「満足」「不満」「普通」などの選択肢が表記されます。そのため、アンケートを分析する際に回答者の詳細な意見を確認することができます。
しかし、回答者にとっては選択肢を選ぶことが負担に感じてしまう場合もあるため、注意が必要です。
▼formrunではクリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計が簡単に行えます。詳しくはこちらをご覧ください。
アンケートにおける4件法と5件法とは?
アンケートにおける4件法と5件法の違いを解説します。4件法と5件法の違いを知れば、選択肢を何段階で記載するべきか判断できます。
アンケートの目的によって、選択肢を何段階で表記するべきかは異なります。そのため、目的と適していない選択肢を使ってしまうと、アンケートを実施しても、その後アンケートを活用することが難しいでしょう。
アンケートの実施を外注した場合、600人に15問のWebアンケートを実施すると、35万円程度の費用がかかります。そのため、活用の難しいアンケート調査をしてしまうと、大きな費用が発生してしまうため、適切な選択肢の使用は重要です。
そこで、選択肢を何段階で記載するべきか判断に困っている方は本記事を参考に検討してみましょう。それでは、4件法と5件法の違いを詳しく解説します。
4件法とは
4件法とは質問に対して4段階の選択肢が提供されるものです。回答者は4つの選択肢の中から最も適切な選択肢を選択します。
4件法には中立的な選択肢が含まれないため、回答者に明確な回答を求めることが可能です。4件法では選択肢を下記のように記載します。
- とても当てはまる
- やや当てはまる
- あまり当てはまらない
- まったく当てはまらない
回答者に明確な回答を求める場合、4件法を適用しましょう。
5件法とは
5件法とは質問に対して5段階の選択肢が提供されるものです。
5件法では4件法と異なり、回答者が質問に対して中立の意見を示すことが可能です。
5件法では選択肢を下記のように記載します。
- とても当てはまる
- やや当てはまる
- どちらともいえない
- あまり当てはまらない
- まったく当てはまらない
回答者に中立の意見も含めて回答を求める場合、5件法を適用しましょう。
アンケートにおける4件法のメリットとデメリット
アンケートで4件法を適用するメリットとデメリットを解説します。4件法には回答者に明確な回答を求められること以外にも特徴があります。
そのため、4件法と5件法のどちらを適用するべきか悩んでいる方は参考にしてください。
4件法のメリット
4件法のメリットは下記の2つです。
- 回答の傾向をつかむことができる
- 中立的な回答に偏ってしまうことを避けられる
4件法では回答者に明確な回答を求めることができます。そのため、アンケートを分析する際にも明確な回答の傾向をとらえることが可能です。
また、5件法を適用すると「どちらともいえない」に回答が集中してしまうケースがあります。すると、回答者の意見を正しく分析できません。
しかし、4件法を使用すれば中立的な選択肢が用意されていないため、回答者の明確な意見を収集できる点がメリットです。
4件法のデメリット
4件法のデメリットは下記の2つです。
- 中立的な回答を求めることができない
- 回答に負担がかかる
4件法では回答者に中立的な回答を求めることができません。そのため、回答者が実際に伝えたい意見が伝えられない可能性があります。
4件法では明確な選択肢のみしか選択できません。そのため、回答者が選択に悩んでしまう可能性があります。よって、アンケートの回答に負担がかかる可能性があります。
アンケートにおける5件法のメリットとデメリット
アンケートで5件法を適用するメリットとデメリットを解説します。5件法には回答者に中立の意見も含めて回答を求められること以外にも特徴があります。
そのため、4件法と5件法のどちらを適用するべきか悩んでいる方は参考にしてください。
5件法のメリット
5件法のメリットは下記の2つです。
- 回答しやすい
- 中立的な意見を収集できる
5件法には「どちらともいえない」の選択肢が含まれます。そのため、回答者は明確な回答が無い場合、中立的な意見を選択できます。
また、自社の商品・サービスの特徴が明確に消費者に伝わっているか調査したい場合は中立的な意見の収集が必要です。そのため、5件法を適用すれば目的としている結果が得られる可能性が高まります。
5件法のデメリット
5件法では「どちらともいえない」の選択肢を表記します。その際、中立的な意見に回答が集中することで、明確な回答者の意見を収集できない可能性があります。
明確な回答者の意見が収集できないと、商品・サービスの良い点、悪い点が分からず、活用の難しいアンケートとなってしまいます。
しかし、回答者の中立的な意見がアンケートの活用につながる場合には5件法を使用することがメリットにもなりえます。
フォーム作成ツール「formrun」もおすすめ!
アンケートフォーム作成を効率化したい場合、フォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。formrunには下記の4つの特徴があります。
- アンケートフォーム作成が簡単にできる
- アンケートの回答の集計も自動でできる
- EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
- アンケートを見やすくできる
アンケートフォーム作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富です。そのため、ビジネス利用目的ではformrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
アンケートの回答の集計も自動でできる
formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。
自動でデータをグラフ化、自動で回答データを一覧化できるので、簡単な集計・確認作業はformrunで完結します。
また、Googleスプレッドシートと連携してデータ集計をしたり、Excelファイルにエクスポートしたりすることも可能なので、より複雑な集計作業も可能です。
これまでアンケート回答状況の報告に集計の手間がかかっていた方は、ぜひformrunでアンケートフォームを作成し、集計作業まで効率化してみてください。
EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
送信する際のエラーや、項目数が表示されていない、ブラウザを間違えて閉じてしまうなど、フォームにまつわるよくある上記のようなストレスが原因でフォームから離脱するユーザーは7割を超えると言われています。
それらの離脱を防ぐため、回答者が便利にフォームを利用できる取り組みとして、残項目数表示や、ページ分割機能、入力途中保存、リアルタイムでのエラー表示機能などが利用可能です。
そのためユーザーは、「自分の入力内容に間違いがないか」「あと何分で完了するか」などを常に把握できるため、回答負担が大幅に減ります。
EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜EFO機能を導入できます。
ぜひformrunでEFO機能を導入し、フォームの通過率が上がる経験をしてみてください。
アンケートを見やすくできる
同じ回答選択肢の設問を繰り返す場合に利用できるマトリクス選択によって、アンケートを格段に見やすくすることが可能です。
回答者側:質問を人目で確認することができたり、一度に複数の質問に答えることができるため、回答にかかる時間が大幅に短縮される
作成者:回答にかかる時間が短縮されるため回答率を上げるだけでなく、同じ尺度で複数の項目を評価することでデータの一貫性が保たれるので、データ解析が行いやすくなる
アンケートに合わせたマトリクス形式を使った活用例などもあるのでぜひ利用してみてください。
フォーム作成を効率化したい場合formrunの利用を検討しましょう
本記事ではアンケートにおいて選択肢を3,4,5段階で表記する際の例、アンケートにおける4件法と5件法などを解説しました。
選択肢を3,4,5段階で表記する際はご紹介した画像を参考に選択肢を作成しましょう。
また、4件法では回答者に明確な回答を求めることができます。対して5件法では回答者の中立的な意見を収集できます。
アンケートの目的にあわせて、4件法と5件法と使い分けましょう。
しかし、フォームを本格的に運用したい場合には、現在使用しているフォーム作成ツールの機能が不十分に感じられることもあるでしょう。
- デザイン性の高いフォームにし、回答者が入力しやすいフォームにしたい
- 豊富な種類の中から多様な利用用途に対応したテンプレートを選択可能
- サイトやサービスの世界観にあったフォームにしたい
- 自動返信メール・ファイルアップロード項目など、より充実した機能を使いたい
上記のように感じている管理者の方はフォーム作成ツール「formrun」を検討してみるのもおすすめです。formrunには下記のような特徴があります。
- 条件分岐で回答数を変えないまま回答者に合った質問を出し分けることが可能
- マトリクス形式の回答
同じ回答選択肢の設問を繰り返す場合に利用できるマトリクス選択によって、フォームの長さを短縮でき、回答率を大幅に向上させることが可能 - 無料プランは永久で利用可能
- 有料プランも無料でトライアル可能でその後自動で請求が始まることはない
無料での利用も可能なため、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
Sansan、BASE、hey、DMMなど幅広い規模の企業に導入されており、自社に最適なフォームを作ることが可能です。