
formrunはどのように利用されていますか?
井上 リジョブのイベントやキャンペーンでの応募フォームで使っています。直近では「就職応援EXPO @BEAUTY」というイベントの参加応募フォームで利用しました。
リジョブでは年に数回、定期的にこうしたイベントのための特設ページを制作していて、また次回の特設フォームに利用しようと計画しています。
formrunをご利用しているメンバー構成を教えてください
井上 キャンペーンの応募フォームの時には、デザイナーの私とマーケティング担当者、営業担当者の5名で使っていました。マーケティングと営業担当者は、応募いただいたお客さまの管理ですね。
自分でフォームを実装した後に運用するメンバーに引き継いだのですが、営業担当者からformrunの使い方などの質問は全く無かったです、いつの間にか自然と運用されていて。
formrunは管理画面も使いやすく、直感的に利用できるから説明が要らなかったんだと思いますね。
なぜformrunを選んだのでしょうか?
井上 今回フォームを使った特設ページを作るにあたって、「フォームに対して自動的に確認メールを返信したい」「フォームを自サイト内に設置したい」「限られた時間でリリースできる」といういくつかの前提条件がありました。
応募率を高くするためには自サイト内にフォームを置くことが必要でしたし、企画の性質上、応募者に対して自動的に確認メールを送るという点も捨てられませんでした。
さらに、ちょうどエンジニアさんは並行して開発しているタスクを抱えていたため、余裕があまりなく、これはどうしようかなと。
そこで偶然、耳にしたformrunというサービスなら、この条件を全て満たせるんじゃないかと。
井上さんがフォームを作られとのことですが、セットアップにはどれくらいの時間がかかりましたか?
井上 マークアップを含めた導入時間は、1時間もかかりませんでした。マークアップで作成したフォームのポスト先を変えるだけでしたし。
WordPressの既存のプラグインだと、データベースの構築やメール通知、データのステータス管理などシームレスに対応できるものがなかった。
井上 イベントやキャンペーンの企画からサイト告知とリリースまでのスケジュールは約1週間ほど。タイトなスケジュールで社内から依頼がくるので、仕事のタイミングによっては、結構大変ですね。デザインだけならともかく、エンジニアさんとの調整となると、関係者が多くなってくるので、なかなかスケジュール通りに進めるのが難しくなったり。
そんなタイトなスケジュールでも、formrunだからこの時間で実装できたと思います。フォームを内製しようとすると、エンジニアさんを巻き込んだうえで、設計からテストまでしっかりやらないといけないですから。
デザイナーというお立場から、formrunのご感想を教えてください
井上 サーバ開発の知識があるわけではないのですが、フォーム設置がこんなにも早くできるのか、本当にこんな簡単な手順でいいのかと思いました。
デザイナーでも、formrunならひとりでフォームに関する全てのセットアップができること。エンジニアさんに開発を依頼し、工数をかけてもらう必要が無い。
キャンペーンやイベントで必要な「お問い合わせ」フォームや「登録」フォームがすぐ作れて、お客様とのやりとりもすべてformrunで対応できてしまうのが便利です。
井上 フォームをリリースしてからしばらくして、「応募率を改善したい」とマーケティング担当者から依頼があって、フォームの必須項目を改善しようという話になりました。そこでいろいろ試してみて入力項目の変更を行なったところ、コンバージョンが大きく改善しました。
こういったフォームの項目を削除したり追加するといった改修は大変な作業になることが多いんです。
それでもformrunなら簡単に設定できてしまいました。本当に楽ですね。
井上 啓介
株式会社リジョブ デザインユニット webデザイナー
出版社のwebディレクターを経て、株式会社じげんに入社。2015年からグループ会社の株式会社リジョブに出向し、美容求人サイトリジョブのフルリニューアルのデザイン・フロントを担当。株式会社リジョブのビジョン「日本が誇る技術とサービスを世界中に広め、心の豊かさ溢れる社会をつくる。」という思いとともに、日々のデザイン業務と向かい続ける。