リユース着物ユーザーさんにも新品着物ユーザーさんにも、どちらにも役立つプロの知識を広めるための新しい講座です。ワークショップや映像などを交えた立体的な内容で着物業界の過去と未来に焦点を当て、今と昔のモノづくりを解説します。
第二弾は、染めの着物についての勉強会です。
かつては支配層のみに許された「おしゃれ」の文化。江戸時代に入ると経済の発展とともに商人らを中心に民衆のおしゃれが花開きます。この時代の文化こそが、いま我々が楽しんでいる「お出かけ着物」や「カジュアル着物」と呼ばれるファッションの礎となっています。
今回は、染色デザイナーで講師の國兼弓華氏をゲストに、民衆のおしゃれ着物の黄金期と言われる江戸後期から昭和初期の時代にフォーカスし、そこから今に繋がる着物の面白さを再考すべく、主に小紋を取り上げながら、型染、友禅の技法とデザインについて学んでいきます。現代の染めの着物を見る目が変わること間違いなし。
ワークショップでは、すり友禅の技法を使って國兼先生が自らデザインされたオリジナルの型を使って半襟を染めます。配色はみなさまの自由に選んでいただけます。
第1部 座学講座
・染色の歴史と技法の解説 (講師 原清華)
・染色デザイナーに学ぶ古典とモダンの楽しみ方 (講師 國兼弓華、ナビゲーター 原清華)
第2部 ワークショップ
わたし色に染めたい!友禅半襟ワークショップ (講師 國兼弓華)
日程:2024年10月6日(日)13:30-16:30
会場:ウィングス京都 会議室6(2階)
参加費:5,500円(半襟教材費含む)
主催:着付け教室 きものシャン
※参加費につきましては、事前振込み制となります。
※開講1ヶ月前までのキャンセルは、全額を返金いたします。(振込手数料はご負担ください。)